【前置き】

久しぶりの投稿。

前回androidの開発環境をセットアップした記事をアップして以来か。

(と思ったけど、同時並行で書いてたもう一つの記事を先にあげてしまった)

なんてこった。

そして今回もセットアップ。

なんてこった。

ま、書いていこう。

 

ちょっと前に、Git labのソースコードを社内用に少し改変する機会があった。

その時に初めてRubyというものを触り、Ruby on railsを触った。

 

rubyの構文とか、railsが用意しているvalidateとか、なかなか面白そうじゃないか…!

と思ったのがきっかけで、自宅PCにもRuby on rails をセットアップしてみようと。

 

セットアップ前に、ちらっと概要を見てみた。

rubyの今の最新バージョンは、Ruby 2.4.2-2 らしい。

2.3までとはインストール方法が大きく違い、

 ・2.3まで:Ruby installer

 ・2.4:Ruby installer2

となっている。

Rubyでは使用するライブラリの中にCで書かれたものが存在する。

それらを使用するためには、Cのコンパイル環境が必要となる。

それを簡単に行うためのツールが変わるようだ。

今まではDevKitと呼ばれるものをインストールしていたが、

installser2ではMSYS2というものを使うとのこと。

 

さて、さっそくインストールを行っていこう。

 

【インストール作業】

1.Rubyのインストール

ここからinstallerをダウンロードする。

それを実行し、インストールを進めていく。

 

2.MSYS2のインストール

インストールの完了画面のウィザード上に1つチェックボックスがある。

「MSYSのインストールをするか」の確認である。

注意書きにCのコンパイルが必要なら入れろ、みたいなことが書いてあった気がする。

なのでチェックを入れたまま、完了ボタンを押す。

すると、以下のようにコマンドプロンプトが起動される。

※キャプチャはちょっと進めてしまったが。

1から3の選択肢が与えられ、unsureなら1,2,3と入力しろと書いてある。

ので、素直に1,2,3と入力し、エンター。

ダウンロードが完了し、自動的にインストール用exeが実行されてもう一つウィザードが開く。

特に迷うこともなくインストール進める。

 

3.待つ。

ウィザードを完了させると、元のコマンドプロンプト側で必要なパッケージが

どんどんダウンロードされていく。

果たしていくつダウンロードされていくのだろう…

とひたすら待つ。

 

4.Rubyのインストール完了

完了したことが確認できたら、試しにコマンドプロンプトで、

ruby -v

と入力してrubyのバージョンが表示されることを確認する。

 

5.Ruby on Railsを入れる

Rubyをインストールした時点で、gemと呼ばれるパッケージ管理用ツール(コマンド)も

同時にインストールされている。

なので、以下のコマンドを実行するだけでrailsを入れることができる。

便利だね。

>gem install rails

※> は不要ですよ。念のため。

そして完了。

 

ここまでで、Ruby on Railsのインストール作業は完了する。

 

 

せっかくインストールしたので、サンプルアプリケーションを作ってみよう。

【サンプルアプリケーションの作成】

アプリケーションの作成も、コマンド上で行うことができる。
任意のworkspaceに移動し、以下のコマンドを実行する。
>rails new プロジェクト名
すると、自動的にフォルダ構成を作ってくれる。
 
サーバーも一緒に構築してくれるので、作ったプロジェクトのディレクトリに移動し、
以下を実行して起動。
>rails server
※もしくは rails sでもよい。
起動できた?っぽい?
 
以下にアクセスしてみる。
 
…おお!railsのデフォルトのページが表示された!
うまく起動できているっぽい!
 

【IDEを入れてみる】

さて、一通りrubyを実行できる環境が整ったところで、
開発しやすいようにIDEでも入れてみよう。
何がいいんだろう…といろいろ迷ったが、
そこそここれがいい!という記事があるNetBeansでも使ってみる。
 
少し前まではRubyがデフォルトで入っていたらしいが、
開発者が足りずRubyが対象から外されてしまったらしい。
が、コミュニティがプラグインを作成しているっぽい。
 
以下を行う。
1.NetBeansの本体をインストール
 javaとかを扱うつもりはないので、一番軽いJava SEのやつを使った。
2.Rubyのプラグインをダウンロードする。
3.NetBeansを起動し、ダウンロードしたプラグインをインストールする。
 プラグインのインストール手順は以下を参考にさせてもらった。
 
さっきサンプルで作ったプロジェクトを取り込んでみる。
ファイル>新規プロジェクト>Rubyから、
Ruby on Rails Application with existing sources
を選択し、先ほど作ったsampleフォルダを指定する。
終了ボタンをクリックすると、プロジェクトが取り込まれる。
 

【scaffoldを使ってみる】

インストールした中に、scaffoldというものが入っているらしい。
これはエンティティの定義みたいなものを指定すると、
それに合わせて自動的にviewやらcontrollerやらを生成してくれるものらしい。
コマンド一つでCRUDができるようになると。
素晴らしい。
 
以下を参考にやってみる。
 
>rails generate scaffold friend name:string address:string
これを実行するだけで、ひな形が作られてしまう。
とても簡単である。
 
そして、DBの定義ファイルみたいなものも一緒に生成されている。
 
Railsを入れるとデフォルトで、SQLiteというDBが入る。
そこに対して、テーブルを作成する。
 
以下を実行する。
>rake db:create
するとまずDBが作成される。
 
続いて、
>rake db:migrate
これで、作成された定義に基づいてテーブルが作られる。
 
これができたら起動してみよう。
>rails s
 
以下にアクセス。
 
お、エラー。
 
ググってみると、Node.jsを入れないといけないのかもしれない。
 
さっそくNode.jsをインストールし、再起動。
※コマンドプロンプトの再起動も必要。
 
でた!!
 
これで、友達を登録・参照できるだけのアプリケーションが完成。
scaffoldすげぇ…。
 
長くなったけど、とりあえず今日はここまでかな。
なにか面白いWebアプリ考えて作ってみよう!