当時働いていた会社の仕事の関係の、小さな営業所の
キレイな事務員さんが居て
事務員さんは、私より少しお姉さんで
私は大好きだった
有る事でお世話になったのに
離職した私はついご無沙汰して
久しぶりにお礼を兼ねて顔を出すと
健康的で活発なロングヘアをアップにしていたお姉さんが
ボブカットの儚げな美女になってた
あまりにも綺麗で
髪型だけでこんなに変わるんだと。
お姉さん凄く綺麗!ほんとに綺麗!
その髪型凄く似合ってる!
何で今までそれにしなかったのって思ったぐらい!って
お姉さんの儚げな美しさに私ははしゃぎすぎて
お姉さんは困ったようにはにかんで
その時、少し営業所の空気が微妙になったのを感じたハズだったのに
そうだ!
ご飯食べに行かない?
お姉さんに夕食に誘って貰って
初めての二人ご飯に
ますますはしゃぎすぎていっぱい食べてご馳走にまでなってしまった
そこからバタバタ数ヶ月
やっぱり当時お付き合いあった別の営業所の事務員さんから突然の初めてのお電話
やっぱり猫鈴ちゃんも知ってる方が良いと思って
あの子亡くなったんだよ
肺に水が溜まって
猫鈴ちゃんにだけは言わないでね
あのままの猫鈴ちゃんで居て欲しいからって
私だけ少し年下で
お姉さん達はみんな知っていたそうで
凄く褒めていた髪型は
薬の副作用で抜けたための医療用ウィッグだったそうで
最期まで普通に過ごしたいと願ったお姉さんの
ほんとに最後あたりの出勤で
楽しそうに私の事話していたそう
電話のやり取りは覚えて居なくて
本当に何年経っても……

