映画観に行ってきました。
今回は
『きっと、星のせいじゃない』
(一部ネタバレを含みます)
ヨカッタですよ。この映画。
甲状腺ガンが肺に転移して、日々酸素ボンベを転がしながら歩く17歳の女の子と、
骨肉腫で片足を切断した18歳の男の子の物語です。。。
えええー?
そんな、ドストライクな映画いやだよ~
とか言わないでね(笑)
この映画
よくある、お涙頂戴的なオハナシではなく、
すごく自然体で、飾ってない映画です。
日本のドラマなどにあるように極端で、無駄な演出が無かったです。
(治療のシーンはゼロじゃないけど)
ちょっとポップに描きすぎてるカンジも無くはないけど、セリフのひとつひとつがリアルで、つい頷いてしまうことばかり。
ドクターは淡々と、「じゃ薬増加ね」とか普通に言ってる。
がん患者はみんな「鬱」だと決めつけられることにも嫌がってたり。
そりゃそうだ。
ガン細胞によってうつ病になるわけじゃないものね。
サポートグループ(患者会みたいなもの)に入ることを勧められて、うんざりするシーンも、つい笑った。
10代の女の子が、いくら年齢の近い人達の集まりだからって、知らない人ばかりのところへひとりで参加するなんて、すぐできることじゃないものw。
そんな若者が恋や友情溢れる世界で明るく生きてる。
ね、素敵でしょ?ってことが言いたいわけじゃないと思う。
がん患者だからって、特別な人間じゃなくて、みんなと同じだってこと。だよね。
ラストに近いシーンで
男の子の親友(がんの種類は忘れちゃったけど失明中)の子が言うんです。
「死ぬって怖いなー」って。
うん、うん。
そりゃそうだよ。死ぬのは怖いよ。それが普通だよ。
例えこの世にやり残したことがなく、すぐ死んでもいいと思っている人でも、
自分の心臓が止まるかもしれない、その瞬間を想像して
恐くならない人間なんていないと思う。
そんなに重たい映画じゃないので、機会があったらぜひどうぞ。
(・ω・)/
◆◆◆◆◆
日本のドラマとかのシーンだと、例えば、入院させて、入院着を着させて帽子被らせて、ってやるじゃないですか。化学療法中に吐きまくるとか。入院先で友達になった子が病状悪化でお亡くなりに…とかさあ。(´д`lll) 明らかな過剰演出が多いよね。さらに、人生達観したような老人患者とかが出てきて、全て悟ったようなことを言い出したり、主治医や周囲の医療者がやたら親切で良い人だったりさあ…。あれ、変だよねえ。この映画には、不自然な綺麗ごとは描かれてなかった。「もう脳転移したのか?」なんてセリフまで飛び出すくらいだったよ。
