今週の市況です。金利が上がり、日経平均は大幅に上昇して最高値、NASDAQも大幅に上昇。円安が進み、金は下がったことから、以下と推察されます。
① 金利上昇にもかかわらず株高が進行 → 利上げは「景気回復の証」として好感
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通常、金利上昇は株価の重しになりますが、今回は景気回復と企業業績改善への期待が勝った形。
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日経平均は史上初の5万円台に乗せ、NASDAQも大幅高。これは利上げが「成長の裏付け」として受け止められている証左です。
② 円安進行 → 輸出企業(自動車・半導体・機械など)にとっては収益改善要因、株価押し上げ要因に
③ 金価格下落 → 安全資産からリスク資産への資金シフト
④ 米中緊張緩和 → グローバル株高の背景に
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トランプ大統領が中国製品への関税撤回を示唆し、習近平主席との会談も予定されている。
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米中貿易摩擦の緩和は世界経済の不確実性を後退させ、株式市場の安心感につながった。
長期金利(10 years bond)
日経
NASDAQ
S&P500
円-ドル
金





