おはようございます。

大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている、「エマブール」の小川敬子おがわゆきこです。

 

 

 今年もとても暑いですね。
マスクが不要となってから4か月になりますが、わたしは人との距離感がとても近い仕事をしているため、お客様に安心していただけるようマスクを着用しています。

 

 またプライベートにおいても、人の多い場所ではマスクを付けてコロナだけでなく風邪などにも感染しないよう気を付けていますが、わたしのように公私においてマスクを使われている方は多くおられると思います。

 

 年々夏の暑さが過酷さを増していくように感じますが、こう暑いと気になるのがメイク崩れではないでしょうか。

 

 今日は夏のメイク崩れを防ぐ方法についてご紹介したいと思います。

 

 

夏のメイク崩れを防ぐ方法について

 

 1年を通じて夏がもっともメイクが崩れやすい時期になります。
朝起きてせっかくキレイにメイクをしたのに、会社や目的地に着くころにはメイクが崩れてヨレヨレになってしまって残念…。
という思いをしたことが、あなたにもあるのではないでしょうか。

 

 なぜ夏はこれほどまでにメイクがひどく崩れやすいのでしょうか。

 
 

夏のメイク崩れの原因とは

 夏になるとなぜこれほどまでにメイクが崩れやすいのでしょうか。

 

 まず1つ目として皮脂の分泌が挙げられます。

 

 皮脂は体から水分が蒸発することを防ぐために出てくる保護膜です。
夏になるとたくさん汗をかきますが、この汗は体の体温を下げるために出ています。
汗が蒸発するときに体温が下がるのですが、蒸発するとまた汗が出るため、体からはつねに水分が蒸発している状態になります。

 

 その蒸発を少しでも抑えるために皮脂が出てきます。
その皮脂と化粧品の中に入っている油分が混ざることでメイク崩れが起こります。

 

 

 2つ目についてですが、まず例を挙げます。

 

 フライパンの上にバターを落とし、フライパンを温めるとどうなりますか?

 

 バターがどんどん溶けていきますよね。
このバターに当たるのが化粧品(とくにベースメイク用化粧品)です。

 

 化粧品の中には油が入っています。
その中でもベースメイク用の化粧品には、油分の割合の多いものがたくさんあります。

 

 化粧品の中にはたくさんの油分が入っているわけですから、気温の高さに加え、体温の上昇によってその油分が溶けてしまうことでメイク崩れが起こりやすくなります。

 

 

メイク崩れを防ぐ方法について

 
 メイク崩れを防ぐ方法としては、
・乳液の量を少し減らす
・ベースメイクが仕上がったあと軽く顔全体をティッシュで押さえる
・フェイスパウダーを使う

ことです。

 

 皮脂は分泌されるまでに時間がかかります。
そのため皮脂が分泌されるまでの間、肌から水分が蒸発することを防ぐために乳液を使って肌を保護します。

 

 また日本は四季を通じて気温と湿度が変化します。
湿度がとても低くなる冬場と同じように乳液を使うと、皮脂が出てきたときに肌の上の皮脂量が過剰となるためとてもメイクが崩れやすくなります。
そのため乳液の量を少し減らすことでメイク崩れを抑えやすくなります。

 

 

 ベースメイクにリキッドファンデーションやクッションファンデーション・クリームファンデーションを使っている方は、メイクが仕上がったあと、肌がしっとりとした質感になっていると思います。

 

 そのままの状態では皮脂ととても混ざりやすくメイクが崩れやすくなるので、ティッシュを広げた状態で顔の上に乗せ、手のひら全体で軽く顔をなでるように油分をティッシュオフすると、余分な皮脂がティッシュに吸収されてベタつきがなくなり、メイクのモチが良くなります。

 

 

 そして最も効果的な方法が、フェイスパウダーを使うことです。

 

 フェイスパウダーは100%粉でできている化粧品*です。
*フェイスパウダーによっては油分が含まれているものもあります。

 

 ベースメイクの仕上げとしてフェイスパウダーを使うことで皮脂が吸着され、メイクがとても崩れにくくなります。

 

 フェイスパウダーの効果やプレストパウダーとのちがいについてはエマブール ホームページ内ブログ、「ルースパウダー」と「プレストパウダー」のちがいについてご説明しますにて、くわしくご紹介していますのでぜひご高覧くださいませ。

 

 

 

 フェイスパウダーを使ってメイクを崩れにくくするときのポイントとしては、フェイスパウダーをたっぷりと使い、粉を払った後の肌がサラサラとした状態になっているのが目安です。

 

 肌がサラサラになっていれば、余分な皮脂や化粧品に含まれている油分がしっかりと抑えられている状態になっているということです。

 

 

まとめ

 メイク崩れを防ぐ方法は、
・乳液の量を少し減らす
・ベースメイクが仕上がったあと軽く顔全体をティッシュで押さえる
・フェイスパウダーを使う
という3つの方法をご紹介しました。
 
 

 わたしは敏感肌になるほどの乾燥肌であるため、冬場はメイク崩れを起こしたくないところにしかフェイスパウダーは使いませんが、夏場はマスクをしているとマスクの中のメイク崩れがとてもひどい状態になるので、しっかりとフェイスパウダーを使ってメイクが崩れないように作りこんでいます。

 

 現場では自分のメイク直しをする余裕はありません。
ですが、朝からしっかりとメイクを作りこんでいるおかげでメイク崩れを気にすることなく仕事に専念できています。

 

 毎年夏になるとメイクが崩れてとても悩んでいるという方のお悩み解決になるとうれしいです。

 

 メイクにひと手間かけても起こってしまう夏のメイク崩れ。
崩れたメイクを直す方法とその注意点について、エマブール ホームページ内ブログ夏のメイク崩れを防ぐ方法とメイクの直し方・注意点についてにてくわしくご紹介しています。
ぜひご高覧くださいませ。

 

 

 



 

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