おはようございます。

わたしは大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている、「エマブール」の小川敬子です。

 

 

 コロナ禍に入ってから生活様式などだけでなく、わたしたちヘアメイクアップアーティストの仕事においてもいろいろと変化している部分があります。
その大きな変化の1つとして、メイクブラシを使い捨てするようになったことも挙げられます。

 

 先日わたしもあたらしく、業務用の使い捨てリップブラシを50本仕入れました。

 

業務用 使い捨てリップブラシ 50本

 

 

 コロナ禍に入る前、知り合いからたくさんテスター用のリップブラシをいただいていましたが、コロナ禍に入ってからはリップブラシを使い捨てることが求められるようになったこともあって、いただいたブラシも残すところあと1本となりました。

 

 そのこともあって今回あたらしく使い捨てのできるリップブラシを仕入れたのですが、調べてみるといろいろな種類が販売されていることを知り、どれにしようかととても迷いました。

 

 

 わたしがこのリップブラシをえらんだ理由としては、

・使いやすい長さであること。
・1本1本にキャップが付いていること。
・リップメイクのしやすいナイロン製の毛になっている。

という点です。

 

 

 まず1つめの長さについてですが、これもいろいろな種類があるのですごくなやみました。

 

 わたしが使っていたテスター用のリップブラシはテスター用というだけあって、長さがとてもみじかく持ちにくいものでした。
(いただいておいて文句をいう不とどき者ですみません(笑))

 

 落としてしまったときのことを考えて、予備として何本かリップブラシを持参していたのですが、柄の部分がみじかいとブラシがすべって落としてしまうことが多かったので、今回は10cmほどの長さのものを買いました。
10cmほどあれば持ちやすいですし、外でのロケーション撮影のときにも携帯しやすいのでとても便利です♪

 

 もうすこし長さのあるリップブラシも販売されていたのでそちらととても迷ったのですが、今まで使っていたメイクブラシとおなじくらい長さがあると、使い捨てることに対してとても後ろめたい気持ちが出てくるので10cmのリップブラシの方をえらびました。

 

 だって矛盾していませんか?
ごみの廃棄量が議論されていて、分別収集やリサイクルが取りざたされているなか、まだまだ使えるメイク用のブラシやチップは1度使えば捨てられる…。
さすがに使いやすいとはいえ、通常の長さのメイクブラシを使い捨てることはとても抵抗があります(汗)

 

 

 この業務用リップブラシをえらんだ2つめの理由として、キャップが付いていること。
ロケーション撮影であってもスタジオ内の撮影であっても、すぐにメイクの修正ができるよう、リップブラシはポーチやロケーションバッグに入れてつねに携帯しておかなければなりません。

 

AimaBle Wedding

 

 

 リップブラシを携帯するときにキャップが付いていないと、あちこちにブラシの先端が触れるのでとても不衛生ですし、ポーチやバッグの中も口紅が付いてとてもよごれてしまうので、この部分は仕入れるに当たって外せないポイントでした。

 

 またキャップが付いているとお客様やモデルさんたちからご覧いただいていても、

ニコニコ「不衛生にならないよう、きちんとしてくださっているんだなぁ。」

と、安心していただけますよね。

 

 

 最後のポイントとなるブラシの部分についてもとても慎重にえらびました。

わたしが購入したものは一般的なリップブラシの形をしていますが、これとはべつに、リップグロスによく使われているやわらかい繊維でできたリップブラシが販売されています。

 

 繊維でできた物のほうが値段的には安いのでコストの削減にはつながるのですが、ブラシの先に厚みがあるので、口角にブラシの先がしっかりと入りにくそうなのと、繊維に口紅が吸収されてしまってすぐに色がカスカスになり、なんども口紅を取り直さないといけないのではないか(?)という心配があったため、コストよりもメイクの仕上がりの質を重視してナイロン製のブラシをえらびました。

 

 自分が使い慣れている物のほうが安心して使えますし、ちょっとしたことですがメイク時間の短縮にもつながります。

 

 なによりも繊維になっているブラシの方は、キャップが付いていないので携帯するときにとても不便だなと思います。

 

 じっさいに繊維になっているブラシを使われているヘアメイクさんと現場でごいっしょしたことがありますが、使うたびにブラシを捨てて新しい物を使われていたのでとてももったいないと思いましたし、注文する回数が増えることの方がコストがかかりそうなので、
(あまり仕事には適していないなぁ…。)
と実感したことも繊維のブラシをえらばなかった大きな理由です。

 

 

 さきほども挙げましたが、コロナ禍に入ってからの2年、使い捨てできるリップブラシを使ってはいますが、まだまだ使えるものを使うたびに捨ててしまうことは今も抵抗があります。

 

 生活様式や時代の流れとともにはたらき方も大きく変化していきますが、必要性に合わせて対応しながら、地球環境にも配慮した在り方ができるよう、考えてヘアメイクにたずさわっていきたいです。

 

 

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