おはようございます。

 ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です。

 

 

 皆さんはメイクの仕方を参考にするさい、なにを見て調べていますか?

 

 今は雑誌やインターネットだけではなく、プロのヘアメイクアップアーティストさんが執筆された書籍やyoutubeといった動画で簡単にメイクの仕方を調べたり学ぶことができるようになりました。


 上記以外の方法として、プロのメイクアップアーティストからメイクの仕方を学ぶというのも選択肢の1つに上がります。

 

 

 私はフリーランスになる前は結婚式場でブライダルヘアメイクを中心にヘアメイクを行っていたため個人的にメイクレッスンの開催は行っていませんでした。
ですがフリーランスになったことをきっかけに、業務の1つとしてヘアメイクレッスンを取り入れるようになりました。
 

 その理由としては、「自分に合ったメイクの仕方を1から教えてほしい」というご要望をたくさんいただいたからです。

 

 それからメイクレッスンを業務の1つとして取り入れるようになったのですが、レッスンを受講される皆様のお悩みの中にこのようなものがありました。
それが、「雑誌やyoutubeなどの動画を観たりしても全然メイクが上手くならない。」ということ。

 

 今日はなぜ、これだけ情報があふれているのにメイクが上手くならないのかという理由についてご説明していきます。

 

 

■このブログの信憑性について  このブログを書いている私はヘアメイク歴18年のフリーランスのヘアメイクアップアーティストです。
 9年間、結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
 現在フリーランスとしてCMなどのメディア撮影や個人撮影など、さまざまな現場でヘアメイクアーティストとして活動を続けています。

 

 では早速ご紹介していきます。

 

 

雑誌やyoutube動画を観てもメイクが上手くならない理由とは?

 まず最初に上記の理由について説明をしていきます。


 雑誌にはこまかくメイクの仕方が書かれています。
また、youtubeやインスタグラムなどの動画では、メイクの仕方を言葉で説明をしながら実際にメイクの手順や説明をくわしく紹介してくれています。
それなのになぜメイクが上手くできないのでしょうか。

その理由として、

1.自分とはまったく顔も骨格もちがう人(撮影者自身の顔またはモデルの顔)にメイクをしているから。
2.アイホールやリップラインなどの専門用語の意味が分かっていないから。

の2点が大きく挙げられます。

 

 

 まず1つめですが、自分自身にメイクをしていたり雑誌や動画に出てきてメイクをしてもらっているモデルさんと見ている側の人とでは、顔も骨格もまったくちがいます。
たとえば、眉毛の形であったり一重さんなのか奥二重さんなのかによってもちがいますし、ベースメイクにいたっては、毛穴の開き方や肌の色などによって使うお化粧品や技術が大きく変わります。

 

 もう少し分かりやすく説明をすると、ご自身の目の形が仮に一重さんであったとしてyoutube動画のモデルさんが二重さんだった場合、アイメイクの仕方がぜんぜんちがってくるということです。

 

 よく、「目のキワに茶色のアイシャドウを雑誌と同じように入れたのに、一重だからかぜんぜん茶色のアイシャドウが見えないんです。」ということを耳にします。
これは二重さんは目のキワに二重になる筋(線)が入っているのですが、目を開けたときにこの線の部分でまぶたの皮ふが折れこむため、くっきりとした線が目のキワに浮かび上がり、そこにのせた茶色のアイシャドウが浮き出てくるので目元に立体感が出て大きく見えるというのが二重さんのアイメイクの仕組みです。

 

 一重さんがキワに入れた茶色のアイシャドウを分かるように発色させるには、一重さんのアイメイクの仕方でメイクをしなければなりません。
 

 またベースメイクや眉メイクなどにもほかのメイクと同じことがいえます。
肌の色が白く明るくなるからという理由でピンクみの強い肌の人がブルー系の下地を顔全体に塗ってしまうと、肌がくすんで反対に顔色が悪く見えてしまったりくすませてしまう原因になってしまいます。

 

 自分の顔だちや骨格に合ったメイクの仕方を知ることが、メイクが上手くなるために大切です。

 

 

 そのほかの理由として挙げられるのが、アイホールなどのメイク用語を理解できていないことです。
 

 皆さんは「アイホール」と言われたらどこのことを差しているのか分かりますか?

 

 目のキワから眉に向かってまぶたを触っていくと眼球と骨の間に少しくぼみがあることが分かります。
アイホールとは、まつ毛が生えている目のキワからこのくぼみ(=まぶたの終わり)までのことを差しています。
 

 私はメイクレッスンのときに専門用語についても説明をするのですが、アイホールについて質問をしてみると、平均して10人中4人の方が目のキワから眉の下までがアイホールだとまちがった認識をされています。

 

 アイホールには一番発色させたい色をのせていくのですが、まちがった認識のまま目のキワから眉の下までピンクのアイシャドウを入れてしまうと、目元全体が赤く腫れぼったく見えてしまいます。

 

 雑誌やyoutube動画などでは専門用語の説明についてあまりくわしく掲載されていないことがほとんどなので、まちがった認識のままメイクをしてしまうと残念な仕上がりになってしまう可能性が高くなります。

 

 このような理由によってメイクがなかなか上手くならないのですが、そのことを理解している人はとても少ないです。

ではどうすればメイクが上手くできるようになるのでしょうか。

 

 その方法についてはエマブールホームページのブログ記事、雑誌やyoutube動画を観てもメイクが上手くならない理由についてをご覧ください。

 

 

 私がメイクレッスンを開催するようになったのも、上記なような理由を分からずにメイクを続けている人が多いことや、その悩みを取り除いてあげたいと思うからです。

 

 

 私が開催しているメイクレッスンではご自身がいつも使っているお化粧品を使ってメイクのレッスンを受けていただきます。
なぜならば、流行りのお化粧品をお勧めしたり、私が仕事で使っているお化粧品を使っていただいても、レッスンの次の日からはご自身のお化粧品でメイクをしなければならないからです。

 

 

 しかし、持っていると便利なお化粧品やメイク道具もあるので、レッスンのときに道具をお貸しして使いがっての良さを体感していただくことはしています。
欲しくなったときに後から買いに行っていただくこともできるからです。

 

 メイクがキレイに仕上がると、1日を気分良く過ごせることを実感されたことのある方が多いと思います。

メイクがキレイにできる日とそうでない日との差が大きいよりも、キレイにメイクができるようになると毎日がもっと楽しくなります。
 

 ただ雑誌や動画を見るだけではなく、メイク用語の意味を調べたり、何度も見返したり、ときにはプロの手を借りたりしながらメイクをしてみてください。
かならずメイクが上手くなりますよ。

 

 

 

メイクのことはプロのメイクアップアーティストにご相談ください。

 

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