おはようございます。
ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です。
9月も下旬に入りましたが、結婚式や成人式などお祝い事のイベントや撮影が多くなる季節に入りました。
この時期にもよおされる行事の1つに「七五三」があります。
私には姪が4人いるのですが、そのうち3人は私がヘアセットと着付けをしていっしょに七五三詣りに出かけました。
2歳で七五三詣りをしました。
Hair&Kimono styling:Yukiko Ogawa(AimaBle)
私は着付けを仕事ではしないのですが、七五三で着る3歳児用の着物は帯をつけないこともあって、これであれば着せることができるので身内のみ着付けをしています。
髪はかんたんに2つに分けてくるだけのシンプルなスタイルにしています。
プロのカメラマンによる撮影ではなく自分たちが持っているカメラでの撮影なので、スタジオ撮影のように付け毛を使ったりはしていません。
付け毛を使おうかとも思ったのですが、ピンの数が増えると頭が痛くなったりしやすくまた、不快感から付け毛を引っぱる可能性もあるのでシンプルなスタイルにすることにしました。
(泣くかなぁ。)
と思っていたのですが、どの子もうれしそうに過ごしてくれていたこともあって私たちにとっても良い記念になりました。
過去に仕事で七五三のヘアメイクに入っている時期もあったのですが、自分の姪のヘアセットや着付けをすると、一段とうれしさや感動・思い入れが強くなることをとても実感できました。
そういう意味でもとても良い想い出になっています。
今年の8月に私にとって4人目となる姪が産まれたのですが、そのとき一時的に2人姪を預かっていました。
今年のお正月までは髪が長かったのでいろいろなヘアアレンジをしてあげることができたのですが、夏になっていたこともあって髪をとても短くカットしていたのでヘアアレンジができないことに姪たちも少しがっかりしていました。
でも、みじかいボブも前髪をアレンジしてあげたり、可能であれば少し毛先に動きを出してあげるだけでとてもかわいくなります
前髪を片あみこみにし、少しだけルーズに崩しています。
前髪の長さは眉より少し長いくらいの長さなので、前髪よりも少し奥から前髪を多めにとり分けてあみこみをしています。
みじかい前髪を編むときは、ワックスかバームを少し付けたほうがまとまりが良くなり編みやすくなります。
また、まとまりが良くなることで編みやすくなるため、強く髪を引っぱってしまう心配も少なくなります。
私は横着をしてスタイリング剤をつけずにあみこんでいるので少し毛先がぴんぴんしてしまっていますが
あみこんだ毛先を100均などで販売されているビニールゴムで結び、サイドの髪といっしょに髪飾りなどで留めてあげるだけでとてもかわいいヘアスタイルに仕上がります。
ボブの長さは毛先がはねやすくなります。
姪も毛先が一部はねてしまっていたので、ヘアアイロンを使って毛先だけクルンと内巻きにしています。
こうすることで全体的に丸みが出るので女の子らしいかわいらしさが出やすくなることと、動いたときにふわふわとした空気感も出しやすくなります。
そして毛先のはねも修正することができるので一石三鳥です(笑)
8歳になる姪もとても気に入ってくれていました。
今回はヘアアイロンでワンカールの内巻きに仕上げていますが、26mmのヘアアイロンを使って毛先だけカールをつけて、ほんの少し強めに動きを出すときもあります。
ただ、ヘアアイロンを使うと高温で髪を巻くことになるため毎回使用することはおすすめしません。
私も毎回巻くようなことはしません。
ヘアアイロンを使うとどうしても髪が傷むので、パサつきや切れ毛ができやすくなるだけでなく、手触りもごわごわとしてしまったりツヤ感が損なわれてしまうからです。
また小さいお子さんは急に動くことが多いため、やけどの危険性もあるからです。
この髪型は私服に合わせていますが、七五三で着物を着るときにしてあげてもかわいいです。
その場合は上記のようにヘアアイロンで毛先だけカール感をつけてあげるとより華やかさも出てかわいさも上がります。
*ヘアアイロンを使うときは7歳をむかえるお子さんを推奨します。
私も3歳のお子さんにヘアアイロンは危険性が高いため使用しません。
(ボブにするとアレンジができない。)
と思ってしまいますが、ちょっとしたことでかわいくしてあげることができます。
ヘアアイロンを使わなくても前髪をあみこんであげたり、サイドの髪にみつあみを入れて上げるだけで女の子らしさが出ます。
お母さんがお子さんの髪をくくってあげると、
・スキンシップにより親子間の信頼関係や絆が強くなる。
という利点もあります。
私たちはどのお客様にも髪型やメイクをするときはいろいろな会話をするのですが、それは私たちと接することへの不安感を取りのぞき安心感を得てもらうための1つの手段でもあるからです。
親子間では他人がヘアセットをするときのような不安感や心配はありませんが、親子だからこその安心感が触れることでさらに増します。
それによって普段話せないようことを話せたり、たあいない話からお子さんのちょっとした変化に気付いてあげられるきっかけも生まれやすくなると思います。
子供さんが大きくなるにつれ、会話やスキンシップの機会がどんどん減っていきます。
その中で一番スキンシップと対話がしやすい状態を作ることができるのが、ヘアセットをしてあげることではないでしょうか。
とはいえいそがしい毎日の中で髪を結んであげることはとてもむずかしい日もたくさん出てくるはずです。
とりわけ朝の時間はとてもあわただしくなるのでなおさらのこと。
かえってストレスになってしまっては意味がありません。
お休みの日や少しお出かけをするときなど、時間と気持ちにゆとりがあるときにお子さんの髪を結ってあげていただけたらと思います。
お母さんがかわいくしてくれた髪だと、お子さんのよろこびは私たちがアレンジをしてあげるよりもずっとうれしくてよろこんでくれますよ。
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