シンプルなスキンケアでも毎日続けることで効果が必ず出ます

　おはようございます。

　ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です。

　質問です。

　皆さんが思う『美肌』とはどのような状態の肌のことでしょうか。

　では想像してみて下さい。

　「あなたの肌が白く透明感があって、メイクもしていないのにつるんとなめらかな状態であることを。」

素肌がこのような状態だと最高にうれしいのではないでしょうか。

　そうは言うものの年齢とともに肌がくすんできたり、シワやシミが増えたり、毛穴も目立つようになってきて鏡を見るたびにガッカリしてしまうことが増えていきます。

　肌をうつくしく保つために今は美容整形やエステへ行く人が増えていますが、皆さんは毎日のスキンケアをどのようにしていますか？

じつはこの毎日のスキンケアにこそ美肌の秘訣がたくさん詰まっています。

　美容整形やエステは高価な技術料に比例して短い時間で効果を得ることができ、また一気に肌の状態が良くなるので、その即効性や効果を大きく実感できる点が魅力になっています。

　反対にスキンケアは高額な料金はかかりませんが、美容整形などのように短い時間での即効性や大きな効果を実感として得ることができません。

こう書き出してしまうと即効性を求めて美容整形やエステに頼りたくなってしまいますが、毎日のスキンケアこそが最も大切になります。

　美容整形やエステに行くと一気に肌の悩みが解消されますが、毎日のスキンケアを軽く済ませてしまうと結局また元の状態に戻ってしまい、美容整形やエステに行かなければならなくなってしまいます。

これはとても金銭的な負担が大きくなりますし、そのためにお店などに行く時間も作らなければならないので時間的な負担もかかってきてしまいとても非経済的です。

　私も過去にフェイシャルエステに通っていたことがあってお金をつぎ込んでしまったのですが、今になって思うととてももったいないことをしたと後悔しています。

　上記にも挙げましたが、スキンケアには肌を改善する即効性や大きな効果の実感はありません。

ただ毎日続けることで必ず効果が出ます。

　私はアラフォー世代の女性ですが、今もベースメイクはファンデーションを使わず下地のみで仕上げています。

これはプライベートだけでなく仕事のときも、すべてにおいて下地のみで仕上げるようにしています。

　ファンデーションを使わない理由としては、ファンデーションの厚く重い質感がきらいだからです。

専門学生のころやレッスンモデルになるときは、練習ということもあって嫌々ながらもファンデーションを塗っていましたが、専門学校に通っているときもヘアメイクアップアーティストとして仕事を始めてからも、レッスン以外ではファンデーションをずっと使っていません。

　ファンデーションを使うと肌の表面がなめらかになるので不要なニキビ痕や毛穴などが消え、自然なツヤ感も生まれるので肌がキレイに見えることは分かってはいるのですが、皮ふ呼吸ができていないような重い感じがとても苦手でずっと使わずにいます。

　とはいえ、メイク下地にはファンデーションのようなカバー力はありません。

そのため、下地だけでベースメイクを仕上げるためには肌の状態をうつくしく保つことがとても大切になってきます。

　そこで私が行っているのが毎日のスキンケアに『時間をかける』ことです。

あと、少しだけスキンケア用品にお金をかけること。

それでも美容整形やエステに行くよりもずっと安い負担で済みます。

・クレンジングオイルで毛穴からしっかりとメイクを落としきる。
・洗顔をして、肌に残っているクレンジングオイルや皮脂・角質を洗い流す。
・導入美容液を使って化粧水の浸透を良くする。
・化粧水でパッティングをして、しっかりと毛穴を閉じる。
・肌の悩みに合わせた化粧水を使ってさらに肌を保湿する。
・乳液を塗りながらマッサージをして、保湿をしながらシワ改善のケアをする。

このようなケアを日々行っています。

　時間をかける点においてですが、仕事の日は10分、お休みの日は30分以上かけてスキンケアを行っています。

ちなみにですが、私が上記で差している時間は導入美容液から乳液までの時間です。

洗顔やクレンジングの時間は入っていません。