おはようございます晴れ

 

 ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子ですニコニコ

 

 

 

 皆さんは「お昼寝をしますか?」

私は仕事のときは立ち仕事なのでできませんが(笑)、お休みの日や在宅ワークをする日はお昼寝をすることが多いです。

 

 お昼寝って小さい子供さんがするイメージが大きいですが、お昼寝は大人にとってもいろいろな良い効果があります。

今日はその効果や効果的な時間についてご紹介します。

 

 

 

 学生のころや仕事のときのお昼休憩のあと、(いざ、仕事(勉強)にとりかかろ!)と思って机に向かったのに、とても眠くなった経験のある人が多いのではないかと思います。

私も学生のころの5時間目の授業は眠くてつらかったですし、今も昼食後のデスクワークは強い睡魔に襲われることが多々あります。

 

 じつはこの「お昼寝」は厚生労働省がかかげる『健康づくりのための睡眠指針2014』の中でも推奨されています。

厚生労働省によると、「起床後15時間以上では酒気帯び運転と同じ程度まで作業能率が低下し、起床後17時間を過ぎると飲酒運転と同じ作業能率まで低下する。」そうです。

 

 私の4歳の姪が朝6時に起きて夜21時に寝るのですが、ちょうど起床から15時間経って就寝していることを考えると、体が大人とくらべると小さいのでそれだけ疲労が溜まっているから自然に寝ることができるんだなぁと思いました。

 

 私も在宅ワークでパソコンを使って事務処理や資料を作っていると、とても強い睡魔に襲われることがしばしばあります。

大人は子供とちがい、就寝時間が不規則になっていたり寝る時間も遅い人が多いです。

 

 さきほどの厚生労働省の掲げている内容から考えると夜22時に就寝した場合、その15時間後は次の日の13時なのでちょうど昼食後の時間にぴったり当てはまります。

眠くなるわけですよね。

 

 お昼寝をする時間がもったいなかったり、一気に仕事を終わらせたくてそのまま仕事を続けてしまいますが、起床から15~17時間後の眠気はピークの状態なのでついウトウトしてしまったり、手が止まってしまって仕事の効率が悪くなっていることを私も何度も経験しています。

 

 資料を作ったものの誤字脱字だらけになっていたり、全然進んでいなかったり…。

それもあって私は眠くなったときは無理をせず、できるときはお昼寝をするようになりました。

 

 

 ここで気になるのがお昼寝をする「時間」です。

これも厚生労働省が掲げている指針の中に記載されているのですが、「午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をすることが、眠気による作業能率の改善に効果的である。」とされています。

 

 これは厚生労働省だけではなくカリフォルニア大学の心理学者サラ・メドニック助教授も「昼間20分の仮眠で8時間分のスタミナを取り戻すことができる」という説でも実証されています。

 

 

 ではなぜ「30分以内」の睡眠が推奨されているのでしょうか。

 その理由としては、

・深い睡眠に入る前に体を目覚めさせることができるから。
・就寝時の睡眠の質を良くするため。

だからです。

 

 睡眠には4つの「質」があります。

第1段階:睡眠開始
第2段階:軽い睡眠
第3段階:深い睡眠
第4段階:さらに深い睡眠

 

 30分以内の睡眠は第2段階の「軽い睡眠」に当たるため、起きたときにスッキリと目覚めることができ頭もスッキリして作業に取りかかりやすくなりますが、30分以上の睡眠からは睡眠の質が深くなるため、起きたときに体が反対にだるくなってしまったり頭がボーっとした状態になってしまい、疲れが強くなったように感じてしまうようになるため30分以内の睡眠(いわゆる仮眠)が望ましいとされています。

 

 厚生労働省が掲げた指針により、『働き方改革』の一環として昼寝の時間を作る企業も出てきていて、GMOインターネットグループが「お昼寝専用スペース」を設け、最大30分の利用ができる環境を整えていたりします。

また海外ではすでに推奨されている国もあり、昼寝をすることで仕事の効率が上がることが実証されていることをここでもうかがい知ることができます。

 

 

 また、昼寝で30分以上の深い眠りに入ってしまうと夜の就寝時間に眠れなくなったり、夜中に何度も目が覚めてしまったりと質の悪い睡眠になってしまうため、軽い睡眠の状態にある30分以内で起きることが望ましくなります。

 

 

 そうはいうものの、昼寝の時間を取ることって職場や学校ではむずかしいですよね。

 友達や職場の人たちとのランチタイムを優先したいですが、体の疲れが重いときや眠気を感じるときは昼寝を優先してみてはいかがでしょうか。

 

 たとえば休憩時間45分の場合30分をランチに当て、残り15分を昼寝の時間に当てる。

友達と話す時間は少なくなりますが、午後からの授業や仕事の効率はとても上がります。

 

 睡眠に良い時間と言われるのが15~20分と言われているのですが、これは『パワーナップ』という効果的な仮眠方法としても取り上げられています。

パワーナップとは、パワーアップとナップ(仮眠)を合わせた造語です。

 

 この仮眠方法を取り入れると、

・集中力・気力が上がる。
・脳が活性化する。
・ストレスを軽減することできる。
・病気を予防することができる。

という効果を得ることができます。

 

 私も在宅ワークのときに眠気を感じたら仮眠をするようにしていますが、起きたあとは目がスッキリと冴えていて、とても仕事の効率が良くなるので無理をせず寝るようにしています。

 

 このときベッドで寝てしまうと深く寝入ってしまうので、いすに座って寝るようにしています。

また仕事で移動のときは電車を使うのですが、30分ほど乗っている時間があるときはこのときに仮眠をするようにしています。

 

 余談ですが、電車で座っていると眠くなるのには理由があります。

電車の揺れは1ヘルツ程度の振動を含んでいるのですが、この1ヘルツ程度の低い周波数を含む揺れによって眠くなりやすいことが東京工業大学の伊能教夫教授の実験で実証されています。

なかなか夜寝つけない人は、電車の揺れを使って移動しながら睡眠をとるのも良いのではないでしょうか。

 

 

 大人が昼寝をすると聞くとどこか少し不真面目なように感じてしまい抵抗があるかもしれませんが、昼寝にはたくさんの良い効果があり仕事の効率も上がるので悪いものではありません。

むしろ眠気をがまんしながら仕事をする方が効率が悪くなることが多く、ミスもしやすくなります。

 

 コロナ禍に入って在宅ワークが求められたり増えている人も多いと思います。

 自宅だからいつ寝ても良いということではなく、自宅で仕事をするときに少し仮眠する時間も設けても良いのではないかと思います。

 

 お昼寝をすると頭だけでなく気持ちもスッキリするので試してみて下さいね。

 

 

 

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