おはようございます
ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です
就職活動や受験など、新しい進路の準備や岐路に立っている方が多いと思います。
今日は私たち、ヘアメイクアーティストになるために必要なことをご紹介します。
このブログの信頼性について
9年間ブライダルヘアメイクの経験を積みました。
現在、フリーランスとしてCMや個人撮影などの現場で活動を続けています。
では早速ご紹介します。
まず最初にお話ししたいのが、ヘアメイクアーティストの仕事も、細かく分けるといろいろあると言うことです。
・CMや広告の媒体撮影ヘアメイク
・プロフィール写真などのスタジオ撮影ヘアメイク
・オペラや演劇などの舞台ヘアメイク
が、大きく挙げられます。
ちなみに成人式のヘアメイクは、ブライダルヘアメイクの分類に入ります。
と言う質問もいただくことが多いのですが、美容部員さんとヘアメイクアーティストとの大きな違いは、販売のプロと技術職という点です。
美容部員さんは、お化粧品を販売することがお仕事になります。
メイクの技術も学びますが、主にはお化粧品の成分や説明ができること。また、肌の仕組みや接客マナーが求められます。
美容部員さんの中には、『専属メイクアーティスト』になる方もいますが、ヘアメイクアーティストと同じ、高度なメイク技術が求められます。
私たちとの違いは、ヘアセットができるか・できないかと言う点が違ってきます。
ヘアメイクアーティストになるためには、専門学校へ行くことが一番の近道です。
昔は、有名なアーティストの方に弟子入りしたりもできたようですが、今は学校で基礎的なことを学んでおくことをおすすめします。
全く知識がない状態で、「教えて下さい」と言うのも失礼に当たりますので。
私がヘアメイクの業界に入ったころは、美容専門学校とは別に、ヘアメイクの専門学校がたくさんありました。
なにが違うのかと言うと、『美容師免許を取れるか取れないか』という点が大きく違います。
美容師免許は国家資格になります。
取るためには3年間、実技と学科を学び、試験を受けなければなりません。
今は昔と違い、衛生法や免許が必要なところが多いので取得しておくことをおすすめします。
とくに海外での活動を考えている方は、免許があるとヘアメイクの仕事が見つかるまで美容室で働いたりと、稼ぐ手段にもなり有効です。
専門学校を卒業したら、ここで大きく進路が分かれます。
・美容室でカットやカラーなどのヘアセットの経験を積む
・フリーランスになる
私は、ブライダルを専門とするヘアメイク事務所に入りました。
ここで9年、ヘアセットやメイクの技術、ブライダルで必要な接客マナーやアテンド(ドレスのすそを持ったりなどの介添え)をアシスタントから経験して、メインスタイリストになりました。
雑誌などの媒体や映画撮影のように、モデルさんや俳優さんのメイクをする現場ではまた求められることが違ってきます。
媒体撮影を専門とするヘアメイク事務所は免許だけでなく、3年以上の美容師経験が必要となるところが多いです。
ごくたまに、その場で髪のカットが必要になることがあるからです。
美容師としての経験を積んでから、ヘアメイク事務所に入ることで、CMやドラマなどのキャリアが積めますし、急なカットにも対応することが可能になります。
こちらのメンズモデルさんも、朝のヘアメイクのときに後ろをバリカンでかり上げています(笑)
ドラクエなどのロールプレイングゲームと一緒ですね。
基礎を学び、たくさんヘアセットやメイクをして経験を積み、より良い仕事をさらに経験していく。
好きなことを仕事にすると、ときに嫌いになってしまうこともあるし、ツライこともたくさんあります。
でもそれは、事務職であっても販売であっても、どんな仕事にも当てはまること。
反対に、好きだからこそ突きつめられるし、嫌いになってもやっぱり好きでまた戻ってきたり、長く続けることができるものです
私も、ヘアメイクという仕事に興味を持っていただけるような技術者になれるよう、これからもがんばります。
エマブールのヘアメイクメニューや活動実績は、下記からご覧下さい。
基礎の基礎からメイクの仕方を学べるオンラインレッスンを開催しています。
レッスンメニューは下記ホームページをご覧下さい。
*当ホームページよりレッスンをお申し込みの方は初回20%OFFにてご受講頂けます
プロフィール撮影・成人式やブライダルの前撮りなどヘアメイクのご依頼は
コチラよりお願い致します。
ご質問もお気軽にお問い合わせ下さい
LINEアカウントID&QRコード:@cep8118C