おはようございます
ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です
先週、ある企画で私がヘアメイクをしている様子を撮影することになっていたのですが、直近になって、モデルさんが、下の歯の親知らずを抜いて顔が腫れてしまっている、と言う連絡が前日に入ってきました。
当日モデルさんにお会いしてみると、さらに腫れている。
痛みもあって痛み止めを飲まれていたのですが、
(下の親知らずって抜歯したらこんなに腫れるんやぁ…)
とビックリです。
モデルさんのビフォー・アフターの撮影は断念し、ヘアメイクシーンのみの撮影を行ったのですが、気がかりなのが、メイクをするときに、患部に触れなければならないこと。
普通のメイクアップであれば、少しずつ触れながらこまめに、
「痛くないですか?」
とお声を掛けながらのメイクになりますが、私には強い味方があるので臆することなくメイクをすることができました
その理由がこちら。
Blogでも何度かご紹介していますが、これはエアブラシと言う器械で、今までのように、手やブラシを使って直接に肌に触れてメイクをするのではなく、エアブラシで細かい霧状にしたファンデーションを、噴きかけながらメイクをしていきます。
なので、一切肌に触れることなくメイクができる、画期的なメイク道具です。
お化粧水も専用のものがあるので、まんべんなくたっぷりと、肌の奥までエアブラシを使ってお化粧水を浸透させたら、そのままエアブラシでファンデーションを重ねていきます。
モデルさんも、
「これ、すごいですね! 全然触らずにメイクできるなんて!!」
と驚いていました
お顔が腫れているので写真は撮れなかったのですが、
「お肌がすごくしっとりしてて、しかもめちゃつやっつやです」
とお言葉をいただけて、すごくうれしかったです
メイクモデルなので、触られる痛みを覚悟して来て下さっていたのですが、痛みもなくメイクを仕上げられたのも、エアブラシのおかげです。
エアブラシの技術を取得した理由は、より美しいメイクの仕上がりを追究するためでもありますが、今回のように、怪我や痛み・かゆみなどがあるけれど、どうしてもメイクをしなければならないときに、不快感や痛みが無くメイクができればと思い、
どうしても技術を取得したい‼
と思ったのがきっかけです。
このような事態で使用したのは初めてですが、エアブラシを学んでいて本当に良かったと実感しています。
これからもエアブラシとともに、メイクの技術を積んでいきたいです






ぜひよろしくお願い致します