こんにちは、値上げの専門家（中小企業診断士）の伊丹芳則です。

生花店さんの『チューリップ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】

生花店さんが、『チューリップ』をおすすめしている店頭看板です。

イラストがとても目立っていますね。

商品のみのお知らせをしていますが、できれば『どんな人に送る時に、いいのか？』があればもっといいですね。

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『＞』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。

【現状看板の文章】

＞Ｔｏｄａｙ’ｓ　Ｆｌｏｗｅｒ

＞チューリップ

＞１本　３５２ｙｅｎ

＞２０２２年さいしょのオススメは

＞チューリップ　１本でもまとめても

＞と～ってもｃｕｔｅ

＞花コトバ『思いやり』

→まずは、『チューリップ』の情報から伝えます。

→例えば、『チューリップは、１月の誕生花で、思いやりという花言葉があるお花です』

→そして、『カラフルで華やかな花束は、プレゼントにピッタリ！』とします。

→そうしておいて、『どんな人に送る時に、いいのか？』を、具体的に示すといいでしょう。

→なぜなら、その方が送る相手をイメージしやすいからです。

→最後は、行動の促しも忘れずに！

【変更後看板の文章】

＜例えば＞

◆店頭看板の事例（生花店のチューリップ）

チューリップは、１月の誕生花で、
『思いやり』という花言葉があるお
花です。

カラフルで華やかな花束は、プレゼ
ントにピッタリ！

例えば、
◆１月がお誕生日の一緒に笑い会え
る大切なお友達に
◆１月３１日の『アイサイの日』、
感謝の気持ちをお花に託して奥様に
◆お互いを思いやって、素敵な幸せ
を築いて欲しいカップルに

チューリップ　１本３５２円

あなたの思いを伝えたいと思ったら
今すぐ、スタッフまでお声掛けを！
『店名』『電話番号』『営業時間』

【今回のポイント】

→商品のお知らせだけでなく、『どんな人に送る時に、いいのか？』を具体的に伝えることが今回のポイントです。

→こうすることで、リアルにイメージしやすくなります。

→そうすると、行動に移しやすくなるのです。

→それと、そのような感情は一瞬で、時間がたって機会を逃すと、行動しなくなります。

→なので、思って瞬間に、すぐに行動してもらえるような行動の促しが、特に大切なのです。

→行動することで、送る側も送られる側も幸せな気分になるのが、お花のプレゼントになります。

→この辺りが意識できると、より積極的になれるはずです。

こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則