こんにちは、値上げの専門家（中小企業診断士）の伊丹芳則です。

コスメティック店さんの『春のＵＶ対策』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】

コスメティック店さんが、『春のＵＶ対策』をおすすめしている店頭看板です。

紫外線を気にする人が多くいます。

しかし、そんな紫外線についてあまり知らない人も多いです。

なので、『よくある紫外線対策の勘違いとは？』として、伝えてみたいと思います。

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『＞』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。

【現状看板の文章】

＞紫外線は増えています。

＞ＵＶ対策していますか？

＞くもりの日　６０％

＞雨の日　３０％

＞早めの対策をオススメします！

→では、『よくある紫外線対策の勘違いとは？』、どんなものがあるのでしょうか？

→例えば、『くもりの日は、晴れの日よりも日焼けしやすい』

→ひょっとしたら、あなたもそう思っていませんか？

→これは勘違いなんですよ。

→例えば、『外出しないので、日焼け止めは塗らなてもいい』

→これも勘違いです。

→この後、勘違いについて簡単に説明して、最後に行動の促しをしましょう。

【変更後看板の文章】

＜例えば＞

◆店頭看板の事例（コスメティック店の春のＵＶ対策）

よくある紫外線対策の勘違いとは？

◆『くもりの日は、晴れの日よりも
日焼けしやすい』
とよく言われますが、これは勘違い
です。紫外線の量は、『快晴の日を
１００％』とすると、『くもりの日
は６０％』、『雨の日は３０％』と
なります。

◆『外出しないので、日焼け止めは
塗らなくてもいい』
これも勘違いです。紫外線の中でも
波長が長いＡ波は、ガラスも通り抜
け、肌内部のコラーゲンにダメージ
を与えて、シワやたるみを引き起こ
す原因になります。

特にＡ波は春になると一気に増え始
め、真夏とほぼ一緒の量です。肌の
ハリや弾力が気になる方は早めの対
策を！店内にサンプル品あります。
『店名』『電話番号』『営業時間』

【今回のポイント】

→お客さんは専門的な情報についてはよく知りません。

→そのために勘違いが起こります。

→しかし、この勘違いは厄介で、これを信じ続けているとなかなか行動してもらえないのです。

→なので、この勘違いを気付かすことが、今回のポイントになります。

→代表的な勘違いを２つ伝えて、それを説明するといいでしょう。

→お客さんに、『えっ、そうなの？』と思ってもらえれば、成功です。

→そうすると、『それなら、そうしなくては・・・』と感じてもらえるお客さんが、一定数現れます。

こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則