店頭看板の事例(リラクゼーションサロンのクイックもみほぐし) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

リラクゼーションサロンさんの『クイックもみほぐし』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

リラクゼーションサロンさんが、『クイックもみほぐ』をおすすめしている店頭看板です。

 

とてもシンプルにお知らせしています。

 

もう少しお客さんに寄り添って伝えてみたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>お時間のナイ方へ

>クイックのもみほぐしも

>ございます!

>20分 ¥1980

>クイックチェア

 

 

→まず、おすすめしたいお客さんに呼び掛けます。

 

→例えば、『時間に追われて働き続けているあなたに』

 

→そして、お客さんに共感しながら問い掛けます。

 

→例えば、『あ~疲れたと思わず口から出てしまうことはありませんか?』

 

→その上で、クイックもみほぐにつなげます。

 

→説明の後、行動の促しを!

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(リラクゼーションサロンのクイックもみほぐ)

時間に追われて働き続けているあな
たに、『あ~疲れた』と思わず口か
ら出てしまうことはありませんか?

そんなあなたに、おすすめなのが、
『クイックもみほぐし』です。

20分の短時間でもみほぐし、調子
が悪い所を集中的にケアするので、
疲れた体がとてもラクになります。

短時間なので、お昼休みや仕事の合
間、帰宅前に立ち寄ることができて
とても便利です。

20分 ¥1980
クイックチェアに座ってもみほぐし
ますので、煩わしさがありません。

辛いな~と思ったら、ぜひどうぞ!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→シンプルにお知らせするよりも、お客さんに寄り添ってお伝えすることが今回のポイントです。

 

→そうすると、お客さんに共感してもらえます。

 

→逆に言うと、お客さんと共感できないお店は、受け入れてもらえないことになるのです。

 

→そのために冒頭で、お客さんに寄り添って問い掛けることで、お客さんと共感しやすくなります。

 

→そうしておいて、商品サービスの紹介をすると、興味を持ってもらいやすいのです。

 

→それと、最後の行動の促しも大切になります。

 

→これもお客さんに共感しながら、促すといいでしょう。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則