こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
『同じ行動を繰り返しながら、違う結果を望むことを、狂気』と言うそうです。
確かに、今と違う結果を求めているのに、今までと同じ行動を繰り返していてはいけませんね。
しかし、どうして同じ行動を繰り返してしまうのでしょうか?
例えば、次のような人がいたとしたら、どちらが同じ行動をしているでしょうか?
◆(1)『結果を出すことは簡単だと、信じている人』
◆(2)『結果を出すことは大変だと、あきらめている人』
どうでしょうか?
おそらく、(2)の人が、同じ行動を繰り返しているのではないでしょうか?
この人は、『どうせ自分には、求める結果は出せない』と思い込んでいるはずです。
だから、今までと同じ行動をするしかありません。
それでも、『せめて、求める結果が欲しい』と願うことで、自分自身を慰めているのです。
一方、(1)の人は、『どうして結果を出すことは簡単だ』と、信じられるのでしょうか?
(1)の人に、すごいスキルや沢山のお金、豊富な人脈があるのなら、簡単かもしれません。
しかし、そのような人も中にはいるでしょうが、そんなスキルやお金、人脈を持たない人も多いです。
では、そんな自分を、どうして信じられるのでしょうか?
それは、スキルやお金、人脈がなくても、動ける時間と身体があるからです。
これさえあれば、どんなことが起こっても、それを受け入れる気持ちさえあれば、何とかなると思っています。
だから、今はできなくても、繰り返していれば、結果を出すことができると信じられるのです。
これは、求める結果が出るまで、『あきらめない』ことを意味します。
そうなると、求める結果は目標となり、『いつまでに、どれくらい、やらなければいけないのか』というゴールがハッキリするのです。
この時のゴールは、目標というより『自分自身との約束』になります。
そうなると、『結果を出すか、出さないか』よりも、『自分自身を信じるか、信じないか』がポイントになるのです。
これが、『自分一人で、できる人』は、何も問題はありません。
しかし、これが、『自分一人では、できない人』は、どうすればいいのでしょうか?
答えは、意外と簡単で、それができる相談相手を持つか、同じようなチャレンジをしている仲間を探せばいいのです。
そうすると、自分と同じ経験をしている相談相手やチャレンジ仲間がいる環境があれば、『信じること』は、そう難しいことではありません。
なぜなら、すでにそのような結果を目の前で出しているからです。
その人達は、一度も失敗をせずに、とんとん拍子で上手く行くとは限りません。
しかし、それでも結果を出しているのは事実です。
まずは、自分自身を信じてみて下さい。
もしも、信じることができなければ、相談相手や仲間を探してみて下さい。
きっと、よい方向に導いてくれるはずですよ!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
伊丹芳則