店頭看板の事例(ヘッドマッサージ店のヘッドマッサージ) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

ヘッドマッサージ店さんの『ヘッドマッサージ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

ヘッドマッサージ店さんが、『ヘッドマッサージ』をお知らせしている店頭看板です。
 
『そうやっ!頭を癒そう!』と、お客さんが思ってくれたらいいのですが、なかなかこれだけでは難しいと思います。
 
でも、日本には、首や背中のコリが関係している頭痛で悩んでいる人が、約2000万人もいると言われているのも事実です。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>そうやっ!頭を癒そう!
>Head Massage
>(ご自由にお取り下さい)
>OPEN
>(月水木日)11:00~20:00
>(金土)11:00~21:00
>定休日 火曜日
 
 
 
→『そうやっ!頭を癒そう!』と思ってもらうには、どうすればいいのでしょうか?
 
→それには、『こんなあなたに、こんなこと思っていませんか?』と、投げ掛けてみて下さい。
 
→そうすると、『それって、私のことだわ!』と思ってくれた人に、『そうやっ!頭を癒そう!』となるようにすればいいのです。
 
→つまり、『現状の痛みは、頭を癒せばいいんだ』と理解してもらえる流れを作ります。
 
→ただそれだけで、興味を持ってもらいやすくなるのです。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(ヘッドマッサージ店のヘッドマッサージ)
ズキンズキンと頭が痛い、でも頭痛
では休めない、そんな経験があるあ
なたに

頭痛は、一生治らないと思っていま
せんか?

そんなひどくて辛い頭痛がヘッドマ
ッサージすることでやわらぎます。

痛いなぁ~と思ったら、ガマンせず
一度、ご相談下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→単に方法を知らせるだけでなく、仕事や家事に多くに支障をきたす辛い頭痛の状態を、共感してあげることが今回のポイントです。
 
→『こんなあなたに、こんなこと思っていませんか?』と共感することで、お客さんはホッとします。
 
→なぜなら、『このお店は、私のことを分かってくれそう』と感じるからです。
 
→たったこれだけのことですが、ここがとても大切なポイントになります。

→これを伝えないと、『頭を癒そうと言っているこのお店は、中で何をしているのだろうか?』と、不安がどうしても出て来るのです。
 
→そんな不安を抱かれては、まず来店してもらえません。
 
→そうならないために、、しっかりと共感してあげましょう。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則