店頭看板の事例(生花店の敬老の日プレゼント) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

生花店さんの『敬老の日プレゼント』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】
 
今日は、敬老の日になります。

生花店さんが、1ヵ月前から『敬老の日にお花のプレゼント』をお知らせしている店頭看板です。
 
お花は、大げさ過ぎず、気持ちが伝わるプレゼントだと思います。
 
では、どんな気持ちを伝えるのでしょうか?



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>敬老の日
>いつもありがとう
>9・18
 
 
 
→『いつもありがとう』の気持ちと、『いつまでも元気で長生きしてね』の気持ちも伝えたいですね。
 
→そんな気持ちを込めてプレゼットするのでしたら、お花もそれにちなんだものがいいでしょう。
 
→例えば、『白寿りんどう』
 
→では、『なぜ、白寿りんどうなのでしょうか?』、この辺りを伝えます。
 
→『写真』を載せましたが、できれば現物を看板の周りに置きたいですね。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(生花店の敬老の日プレゼント)
『いつまでも元気で長生きしてね』
の気持ちを込めて、お花をプレゼト
したいあなたに
新定番になりつつある『白寿りんど
う』は、いかがでしょうか?

99歳のお祝いを意味する白寿と、
同じ名前を持つ、紫色と白色の2色
のりんどうです。
9月はりんどうの開花時期なので、
お花が一番元気な時にプレゼントで
きますよ!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→お花をプレゼントするだけでなく、『どんな気持ちを込めて贈るのか?』を察して、それに合わせたお花を選ぶことが今回のポイントです。
 
→そうすることで、贈る側も、贈られる側も、嬉しくなると思います。
 
→『なぜ、このお花を贈るのか?』、ここがハッキリするとお客さんに伝わりやすくなるのです。

→そうなると、お孫さん世代だけではなく、お子さん世代からも、プレゼントしてみたいとなるかもしれませんね。
 
→『どんな気持ちを込めて贈るのか?』、『なぜ、この花を贈るのか?』、ここがつながると、お客さんは商品がとても買いやすくなるはずです。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則