本来唐松神社のあった唐松山の山頂へいってみることに。
山の周りは、ちょっとした行楽地になるように整備されていました。
山は歩きやすいように階段が作られていましたが、それでも低い割には急な道です。


唐松山入口

もう少し大きい設定で撮るはずが、ケータイの壁紙用になってました・・・。
Pさま、後ろ姿を勝手に拝借・・・失礼。
お山の第一印象は、しばらく人が入っていないんじゃないか・・・と思うような雰囲気でした。

しばらく進んでいきますと、虫や鳥の声が、ぴたっと止まることがあり、ちょっとドキドキしました。^^;
山頂の元宮まであと数メートルのところに、景色を楽しめるようにベンチが用意されてします。そして、この山のあたりが、昔(西暦1500年中頃?)、城であり、合戦の地でもあった・・・というようなことがかかれてある記念碑も建っています。

台風が過ぎた後ですから、強風覚悟でしたが、それもぴたっと止まったときがありまして・・・。
なんか、こう、山がしーんとする感じ=緊張感もほんの少し感じました。
心の中では、心地よい風を流してくださいとお願い三昧。(笑)

だるい足で山頂を目指しました・・・。
階段を上がりきると鬱蒼とした中に、山小屋のような粗末なお社・・・鈴がついてなければ、お社だとは誰も思わないのじゃないかというくらい、民家風でした・・・。
といっても、虫が多く、いざ近づこうとすると、腰のあたりの高さに太い蜘蛛の巣が何本か張り巡らしてあり、これは行くなということだろうと勝手に解釈。一目散に友達のいるベンチへと下りました。

というわけで、山中の写真は一枚もありません。
下界の景色は大変うつくしいものでした。
青々とした田、山の木々・・・なのに、撮れませんでした。
撮る気分じゃなかった・・・。

正直にいいますと、山頂のお社、おどろおどろしく感じられました。
あんなにお天気がよかったのに、曇りだしたのもあったのでしょう。
お社が暗く見えた・・・。
ええい、言ってしまいます、ごめんなさい!!

・・・ホラー映画に出てくるような廃屋の・・・感じだったのですよ。

おじゃましました・・・のお礼も忘れ、そそくさと山をおりました。

下界におりますと、お日様がちりちりと痛いほどでした。
奈良の三輪山も聖地だからこそ(?)こわいお山だと聞きますが、なんとなく、こういうことかなぁというのがわかったような気がします。
行くときは、鈴やらお守りやらにぎやか三昧で行きたいと思います。
いや、熊注意の土地なんですってば!(^^;
ということは、山に向かう前に、愛する母犬:ちょろさんに会って、犬のにおいをつけたのは良かったのかも。

まあ、下調べもせずに行きましたので、失礼もあったかもしれません。
今の私たち、きっと山は山でも「ぽんぽこ山」くらいで十分か?・・・orz


と、これで、我々へっぽこ探検は終わりです。
見慣れてるような場所が実は不思議スポット・・ということもあるので、これから改めて歩き直してみてもいいかもしれません。


早すぎますが、後日談・・・
一夜明けた今朝、夢をみました。この唐松山だと明らかにわかる背景に人が立っている夢でした。
詳しいことは、なんか怖いので省略。(((( ;°Д°))))