今読んでいる本がこれ。
この著者の本はいずれも、 訳者さんのセンスなのでしょうか・・・タイトルがまずい(笑)
センスが感じられない・・・。^^;
「犬語の話し方」、これはまだいいほうかな。
というか、わんこを愛する人にとっては、ちょっと引っかかるタイトルの付け方をされているものもあり、これ以外の本では、原著の意図するところを損ないそうなものさえあります。

ま、それはおいといて。
これです。
犬語の話し方/スタンレー コレン
¥740
Amazon.co.jp
言語学、動物行動学・・・様々な分野がクロスオーバーする内容で、ペットを飼っている人なら、いわれなくてもわかるという部分が多いかもしれませんが、意外と明文化されると、新たな発見だったりします。
主に犬のボディランゲージの語彙?の豊富さには驚きですし、オオカミの狩りの際の統率力、指示出しの無駄のなさ・・・・言葉豊富な人間は何をやってんだ?という気持ちになります。

体全体で表現するわんこ・・・ちょっとは受け止めて、理解する事ができるようになったかなぁ(^^;
書かれてあることをちょっとだけ実践してみたりしています。

少し距離のある物を指すときに、指だと、指そのものに注目してしまうので、本に書かれてあったオオカミのボスの如く、(だんご)鼻の先をその方向に向けてみる、あるいは、行きたい方向に顔を動かしてみる・・・等やってみました。
こんな小さい鼻でも、こんな節穴のような目でも、ちゃんとその方向を見てくれました。(爆)

ちなみに、この著者は、自分の鼻がオオカミのようには突き出ていない小さなものだからわかりにくいのだと考えて、とんがった鼻先のお面をボール紙で作り、それをつけて指示をだしてみたそうです。
我々からすると、その西洋人の高い鼻で十分じゃないですか・・・orz
なのですが、わんこ族にとっては、鼻先に指示をみるには、まだまだ低いようです。
結果、お面で目立たせたときの方が、指示の通りはよかったようです。
ただ、耳にゴムで引っかけたお面をわんこに引っ張られてしまい、顔面強打!したそうなので、私としては、これは実験しないことにします。(^^;;


目のまわりや鼻先が黒々と際立っていたり、しっぽの先が違う色で目立っていたり・・・ということも、全て、情報伝達のために必要なことらしいです。
音を出さずに伝える、遠目にみてもわかる・・・という事らしいです。

うちの子は、特にフレームの太いメガネを怖がります。
そんな目の役割から考えて、フレームが目の回りに捉えられるのかも・・・・。
なるほど、なんとなくわかったような気がします。
確かに、フレーム大の目と捉えれば、私だって怖いです・・(笑)

しっぽは大将の旗印。
うちの大将は、いま、伏せ・・・待機中からおもちゃに戦いを挑んで、リラックスモード。
しっぽは、ただ今、ふわふわ中♪