2月16日あさ4時45分。
家を出て、駅に向かいました。
暗いし、寒いし、
これは殺されても仕方ないな…
なんて考えながら歩くのも
黒川さんのせいだ。
7時10分。
電車の中でひたすら寝ていた私の隣に
座ってきたのは
普通の人の1.5倍くらいの大きさの男。
すいません、すいません、と言いながら
座ってきたのだが、
圧迫され、寝ていても腕が重みで
潰れそうだったので、
隣の男に 重いんだけど!
って言ってあげた。
隣の男は、ゲームをしながら
てめぇ、チキショウ。。
って言ってたけど、あれは私にではなく
ゲームにむかって言ってた。
そう…。
はっきり言えないんだろう、彼の性格的に。
わたしは、はっきり言ってあげたよ。
そんな性格になったのも黒川さんのせいだと思う。
9時50分。
コーラとサンドイッチを食べながら
アナンスを聞きながら、走るお客を見て
思わず、
時間にルーズな人間を待つ他の客のことを考えたら、あいつらは飛行機に乗る権利ないだろ。
アナンスなんて親切すぎだなぁ〜
って呟いた。
わたしはひとり言を発したはずだったのに
となりに座っていた大学生くらいの男の子が
振り返って、わたしをガン見していた。
あぁ、声でかかったんだな、笑。
黒川さん、しばらくあなたとは距離を置きます。
11時30分。
ヨダレを垂らしながら寝た。
飛行機の離着陸よりも
睡魔が強かった。
実家に帰ってきて、1番にパパから
渡された物。
ほんの3時間ほど前にしばしの別れを決意した
黒川さんとの再会。
1日かけてゆっくり読みました。
あしたからは池井戸さんなんです。




