自分の存在が嫌で

息をするのも大変で

苦しくて

辛くて

自殺を決意して家を出たものの


子供の顔が頭から離れず


死にきれなかった。


そして、実家で療養をはじめて1ヶ月。

父親の勧めで

はじめて精神科を受診した。

3年前にも1度うつになり、

声が出なくなったことがあったが


その時は精神科に行くのがこわくて

受診しなかった。


声が出なくなったので

筆談で夫

「精神科に電話して予約を入れてほしい」

と頼んだとき、

「仕事で忙しいんだ!」

と大きな声で怒鳴られたことがあり、


このとき、私の心が折れて

私の気持ちをわかってくれる人は

どこにもいない。


私が悪い


精神科に行っても

そうやって責められるんだ


そう思ったから受診しなかった。


今回は、3年前よりも

症状がひどかったことと


両親が安心するなら

受診したほうがいい

そう思ったので受診した。


20分ほど

目を見て、

しっかりと話を聞いてくださった先生から


「ご主人とは、もう生涯関わってはいけない。」


と言われた。


「あなたと、お子さんの心が壊れてしまう。


 命がおびやかされるようなことが

 すでに何度もあった。


 もう十分頑張った。


 でも、ご主人が変わることはない。

 

 戻るなんて絶対に考えないこと。


 健康はお金では買えない。

 体と心の健康が何よりも大事。


 あなたの命はかけがえのないものだから。

 

 あなたにとっても

 下の子にとっても

 ご両親にとっても

 かけがえのないものだから

 大切にしなきゃいけない。

 

 もう十分頑張ったよ。


 新しい生活に向けて一緒に頑張ろう」


と、言われました。

きっと心のどこかで
いつも思っていたことを
代弁してもらえたような
そんな気がして、涙が溢れた。

心が軽くなって
ふわふわした気持ちになった。


薬は処方されず、

別に飲まなくてもいいけど
元気になるからよかったら飲んで

と、漢方を処方してもらった。