フランス語学校でのこと。
授業も中盤に差し掛かったころ、
「テストです」と言いながら、先生が1枚の紙を配り始めました。
そこには26個の質問文。
「まずは問題文を読んで!」と言う先生。
突然の抜き打ちテストに、みんな必死です
CDをカチャカチャと準備する先生の姿が見えたので、
聞き取り問題が苦手な私も、ドキドキしながら準備を進めました。
教室にあるのは、折りたたみ式の黒板。
みんなから見えない裏側に、先生が何か記入しています。
「さあ、問題文は読み終わった?いくわよ!」と先生。
バーンと裏返された黒板を見ると、そこには
"Poisson d'avril"(四月の魚)と書かれていました
※今日は4月1日エイプリルフール。
フランス語では、ポワッソン・ダブリルといいます。
やられたー!と笑い出すクラスメイトたち☆
そう、テストは先生の嘘。
みんなすっかり騙されてしまいました
エイプリルフール。
子供のころはチョットしたいたずらを考えたものですが
ここ数年は、あまり気にしたことのないイベントでした。
うっかり忘れていたので、久しぶりにやられちゃいました
先生は毎年、"今日だけ許される悪意の無いいたずら"を
仕込むんだそうです