部活を辞めた僕
部活を辞めたとたんに、こんな僕に話しかけてくれる人がいた。
「お前本当に部活辞めたの❗家も一人辞めちゃってメンバーが足らないから試合に出れないんだよ…
良かった家の部活来ない?」
僕はB君の必死な説得に心打たれ、はいりたかった軽音楽部を諦めてB君のいる卓球部に入部した。
B君は僕が弓道部に入って間もないときから僕をストーカーのように見つめていたので、本気で僕と仲良くなろうとしてくれてたと思ったのだ。
その時の僕は、入学してから一年半がぐらいだった。
もう、彼は現れないのでB君を彼と呼びます。
放課後、卓球部の部室に案内されて、自己紹介をした。
すると、誰一人僕をにらむ処か、僕を見て微笑んでくれた。
その場にいたメンバーは、僕を含め同期の男3人と後輩の男一人だけで先輩はいなく、彼が部長だった。
一応顧問もいるみたいだが、たまにしか来なくてほぼいないようなものらしい。
早速練習が始まった。
練習が始まると、真面目に頑張ってる同期の男に恥っ子に連れられて、卓球のホームを教えて貰った。
そして、わずかな時間だったが、玉出しをしてもらい、教わったホームで打ち返していた。
練習が終わると、
「次は、つっつきを教えるから、頭の軸をずらさないで三角をイメージしてラケットを降る練習をするといいよ。」と真面目な同期の男に教えて貰い、早速家の鏡の前で練習をした。
次の日、真面目な同期の男に卓球教わったホームを見せると、
「上達早いな❗そのままつっつきを教えるよ」と驚かれた。
流石に、つっつきは難しかったが上達し、バックハンドの素振りとつっつきを教わり、全ての基本習得した1ヶ月過ぎた頃に事件は起こった。
初めて初っぱなから玉出しをしていると、真面目な同期の男に部長の彼がちょっかいを出してるのを目撃した。
ホームを崩さないように、ネットに向かって全力で打ち返す練習をしているときだ。
横から明らかに真面目な同期の男めがけて玉を打ち付けて笑っている。
「先輩真面目に打ち返していたください。」と後輩君
「ちゃんと打ち返してるから~」と彼が言い返す。
それを聞いてキレる真面目な同期の男
「イライラする、もう頭にきた、卓球やらん」と言って恥っ子ににげた。
それを見て呆れる後輩君と僕。
部長の彼は笑ってる
「またあいつサボってるよ」
後輩君は何か言おうとしているけどこらえてるのが解った。
練習後、部長の彼がいない時を見計らい、後輩君に何を言おうとしたのか聞いてみた。
「あのバカ部長がああやってからかうから真面目な同期生の男先輩が引きこもるんですよ。 それを見て楽しんでるから腹が立ってキレたいのだけど、キレると面白がってやって来るから逆効果だし絶えてるんです。」と答えた。
「じゃあ、今度からはバカ部長が暴走したら俺のところに来ていいよ。
反応して楽しむんだったら、相手にしなきゃいい。
真面目な同期の男が反応してしまっても、俺がいるから練習できるだろ。
もしよかったら俺に教えてくれた。」そう返すと、後輩君はとても喜んでくれた。
次の日、また事件は起きた。
あの真面目な同期の男がいなかった。
僕は辞めてしまったのかと思って二人にあわてて聞いた。
「あいつどうしたの。何かあったのか。」
二人は口を揃えて答えた
「いつものことだよ。あいつはそっちゅう学校をサボるからな」勿論後輩君は敬語です。
詳しく二人から話を聞くと、どうやら真面目な同期の男は、うまくいかなかったりやなことがあると、部活だけではなく、学校すら来ないで引きこもってるとのことだった。
そして、試合前とか学校の研修とかあると当校してるとのことだ。
僕は驚いた。
ここからは真面目な同期の男を引きこもり君とします。
しばらく三人で練習をする日々、バカ部長は僕と後輩君にちょっかいを出す日々、作戦道理相手にはしないで二人で練習をする。
それが続くと、バカ部長のちょっかいがエスカレートしてきた。
練習に使うネットをはずしてくる。
玉出しをする人の玉を奪って手で投げる。
頭にきた僕らは同じ事を思ってた。
「散らかしたものは自分で片付けて下さい」と後輩君と僕がいうと
「お前らも使ってるじゃん、俺はパシリじゃないぞ❗」
頭にきた僕らは、僕らが使ったものだけを片して、帰った。
するとバカ部長は、何故か残りを片付けて部室に入ってきた。
これは推測だか、証拠残してチクられるのが怖かったのでしょう。
そんな日々が続いた。
試合の日が近づくと、引きこもり君が現れた。
引きこもり君が来ると、卓球部は大騒ぎ。
ちょっかいを出すバカ部長にキレて追いかける引きこもり君
最後の試合形式の練習で、バカ部長に負けそうになってる時点で出てくる引きこもり君の名言。 ラッケットを見て
「こいつおかしいんじゃないかな~今の絶対打ち返せただろ頭に来るな~」といいながら足をじたばたさせている。
それを見て楽しんでるバカ部長。
その態度に腹が立ってしまいには、引きこもり君の更なる名言が出される。
ラケットを下に投げ捨てて
「ふざけんなよバカ部長 もう卓球やんねぇ~帰る、頭に来るな~」といいながらラケットを拾い、足をジタバタさせなが部室に逃げた。
その姿はまるで、吉本新喜劇に出てきそうなキャラクター見たいで可愛らしかった。
因みに、引きこもり君はいうまでもなく不器用で、ぼくの方が上達してました…
それからと言うもの、試合前日になっても家に引きこもってしまった。
試合当日、引きこもり君はいた。
正直に僕は、もう来なくなってしまったのかと思ったからほっとした。
引きこもり君はダブルスの相方だったからほっとした。
結果は勿論全敗だった。
そんな中バカ部長は、
「見てみな、あの子おしり降ってて面白いよ。」と他校の女子選手を指差して僕らに語りかける。
呆れた僕は、適当に
「うんそうだね…」と返すと。
「人の試合を見るのは、女子選手であっても為になるんですよ。」と後ろから後輩君が僕に語りかける。
「女子は力がない分器用だから、器用さを盗みたいなら女子を見てる方が上達します。
あいつの見てるところは何のためにもなりませんけど…」とバカ部長を指して小声で教えてくれた。
こんな雰囲気の卓球部もなにも変わらず春がきた。