ゆるせない両親からもらったもの。

いつもありがとうございます

「大人が笑って人生を楽しむ姿こそ、子供への１番の教育。」

はぴままカレッジ代表

メンタルトレーナー山田まゆみです♡

この写真の両親は、私より歳下かもしれない。

私は３年前まで「両親の本当の姿」を見ていなかった。

自分の中で
怒り、悲しみ、罪悪感、期待感…

色んな感情を無意識にまだ握りしめていたから。

その感情を手離した時、
初めて真実に辿り着いた。

未熟な両親も、辛かった自分も、
心から赦すことによって、
　　
私は両親と、やっと「愛」で繋がることができた。

私たちが自分の人生で精一杯なように、

親も自分の人生を、初めての今世を、
精一杯、もがきながら生きてるんだ。
　　　
　　　
　　　
かつて、私たちの親も大恋愛をして、
若さの中、初めて「結婚」を決めた時は、
大きな決断だったかもしれない。
　　　
　　　
　　　　　
ウチの場合は、
母が東京から東北（父方の実家）に引っ越したけど、
　　　
当時の田舎は、
東京とは文化も言葉も全く違う、外国のような世界で、
　　　　　　
東京と海外だけで育ったお嬢様の母はひどいイジメを受け続けたらしい。
　　　
　　　
初めての子育ては、私以上に
苦労も不安もたくさんあっただろう。
それでも３人も育ててくれた。
　　　
　　　
　　　
末っ子の私が中学卒業すると、
母は突然消えた。
　　　
行方不明の母を探しながら
父はうつ病になり、私は高校をやめて父の会社を手伝った。
　　　

辛かった私は、
「パパのせいでママがいなくなったんだ！」
と、父を責めたこともあった。
　　　

父だって辛かったろうに。
　　　

　　　
　　　
10年後、母と連絡が取れたけど、
私も父も、自分の心の傷の癒し方は知らなかった。
　　　
父は自殺。
　　　
　　　
　　　
父は死ぬ日まで、自分の会社を何十年も継続させた。
仕事中の父はホントかっこよかった。
　　　
好きなことを仕事にする大切さ、情熱の力、
　　　
何より「仕事とは楽しいもの」という

揺るぎない信念を私に植えつけてくれたのは

父だったのだと、今だからわかる。
　　　
　　　
　　　
　　　
母が消えたのも、
父の暴力や束縛から自由になり
人生を取り戻すため。
　　　
私は「捨てられた」という解釈から抜け出すまで何年もかかったけど、
母なりの愛を今は理解できる。
　　　
　　　
　　　

「心配よりも信頼すること」
　　　
私のポリシーであるこれを植えつけてくれたのは、母なんだよね。
　　　
　　　
15歳の私を「信頼」しているからこそ、出ていったわけで。
　　　
「もっと心配してよ！」と被害者意識でいた頃の私には
母の「信頼」の意味が全くわからなかったけど。
　　　
　　　

心配するのは簡単。
　　　
信頼するのは
深い愛情と、相手の可能性を信じる覚悟がなければ出来ないこと。
　　　
　　　
親に信頼されて育ったからこそ、私は
自分への自信、信頼が揺るぎないのだと今は感謝してます。
　　　
　　　
　　　
ああ。
親の影響ってハンパない。
　　　
　　　
親だって、
ただ私たちよりも先に生まれたというだけで、
　　　　　
「初めての今世」なのは私たちと同じ。
　　　　　　　

たくさんの初めての壁にぶち当たりながら、
　　　
　　　
不器用に、手探りで、
一生懸命その時を生きているわけだ。
　　　
　　　
　　　
うまく生きれなくたって当たり前。
　　　
　　　　　　　
　　　　　
どんな未熟な親であろうと、
私たちは「両親」がいなければ
産まれて来れなかった。
　　　
　　　