歩禅とは?

歩禅(ほぜん)は、歩く動作に意識を集中させることで座禅と同様の瞑想効果を得る修行法です。
 
禅宗では「歩行禅」や「経行(きんひん)」とも呼ばれ、一歩ずつ足の裏の感覚や呼吸に意識を向けて、心身を整えます。
 
歩行に集中することで雑念を払い、心を穏やかにする「動中の禅」として知られています。

 
歩禅(歩行禅・経行)のポイント


「動中の禅」: 立禅で生じた静けさを、歩くという動きの中に広げる修行で、最低限の動きで安定した歩行を行います。

意識の集中: 一歩一歩の地面を踏みしめる感覚や、体重の移中心点の移動に意識を集中させ、呼吸は体が力まない程度の最低限に抑えます。

効果: 精神統一、頭のスッキリ感、ストレスリセット、心が穏やかになる効果が期待されます。 


具体的なやり方


姿勢: 立禅の状態を保ったまま姿勢を正して立ちます。

歩き方: 立禅の状態を片足でも保ち、一歩ごとその状態を片足ずつに移動させ、歩くことだけに集中します。

目線:前を目は開けても何も見ない状態を保ちます。

場所: 道場だけでなく、公園や室内でも実施可能。5分程度でも心身が整います。 

立禅の合間だけでなく、日常生活の中で心を落ち着けたい時にも取り入れられる「動く禅」として推奨されています。 
 
また、骨盤を始め下半身の無駄な力を自覚して、最低限の筋力で移動することで、どのような状況でも全体のバランスを保った行動ができるように心身に馴染ませます。
 
この歩禅は月に1回、立禅のクラスで行います。