立禅がある程度できるようになると、今度は、姿勢を保ったまま動くことを学びます。

 

ある意味、ステップアップです。

 

今まで、基本の姿勢と心の使い方を学び、その成果を確認する方法を学び、さらに深めるために、リラックスを肉体的・精神的に上達する技術を学んできました。

 

しかし、それが生活レベルで使えるようにするにはどうすればいいかというと、動きの中でも姿勢を安定させることで精神的にも安定させる技術です。

 

意外なことに、立禅の経験がある人でも動きながらその状態を維持することに対しては、無頓着です。

 

私自身は、太極拳や形意拳などを長年やってきたので、ほぼ毎日30年以上実践してきました。

 

そのおかげか、合気にも応用できますし、日常の生活の中でも無意識で活用しています。

 

行住坐臥の全てか完全に立禅の姿勢とは言いませんが、かなりの割合で実践できている自覚があります。

 

事実として、なれるとかなり楽なのです。

 

原理的には、構造的に解剖学上の正しい姿勢は、骨を使って筋肉が最低限の負荷で日常生活を送るのに最適な状態です。

 

この保全は、そのための第一歩と言える重要なトレーニングとなるでしょう。