正しい姿勢の場合、肩こり腰痛が解決するだけではなく、内臓の位置も理想的なので、循環器系や消化器系も理想通りに働きます。
基本的に肩こりや腰痛は、体に負担がかかる状態を維持し続けることが原因で、しかも、その状態を普通だと脳が記憶してしまうことにあります。
ですから、整体やカイロなどでほぐしても、マッサージ代から降りた瞬間にまた腰が歪み、姿勢が崩れることはプロの施術者ならよく知っています。
プロの施術者とは、服の上から見て相手の骨盤の骨の変異が認識できるレベルの技量とその変異を整復できる技術を持っていることを意味します、この場合は。
さて、話を戻しますと、正しい姿勢について調べてみると、壁に踵、仙骨、背骨、後頭骨がつくようにまっすぐ立つ状態なのですが、実はこの状態は立禅での正しいシセとはちょっと違います。
仙骨を足の方に引き込むので、立禅の姿勢は自然に後頭骨の位置が変わってきます。
実際に比べてみると、椅子に座った状態の正しい姿勢と立った状態の正しい姿勢では、立禅の正しい姿勢に近いのは座った状態です。
もちろん、立った状態の正しい姿勢のバランス感覚を覚えることは、立禅にも生活の中での問題を解決するのにも役立つので、練習すべきものですが、座った状態の方が立禅を理解するのには役立つのです。