お世話になります。
まあ、喫茶去


さて、老いては禅語に親しむと
本来の意味を知り驚く事がしばしば
猛暑から酷暑になりつつある日々

武道館で稽古しますと
古い建物ですからエアコンなんぞありません。
夏は暑く冬は足も凍るほどな冷たさ
暑中稽古、寒稽古とはよく言ったものです。(笑)

前の師匠が、言いましたね。
夏は暑さ冬は寒さを感じると良いのですと。
若い私は、何を言ってやがると思ったもの☺
最近は、よくよくわかる気がします。

心頭滅却すれば火もまた涼しとは
中国由来の禅語であるとのこと
さらに、ある禅宗のサイトによると、
「火もまた涼し」の”涼し”とは、
火が涼しいのではなく、熱さをそのまま受け入れる境地を「涼し」と表現しているそうです。

”ありのまま”を受け入れるのが座禅の要諦だからです。

剣術、沢庵和尚の雨を斬る話と似てますね。
暑いものは暑いです!!
勘違いしたり、根性論で無理をしないように。

喫茶去