「にほいがけ」(＝良い匂いをかける＝天理って良いなぁ～と人に感じてもらうこと)のコツの一つとして、『一に勢い、二にニッコリ』と教えていただくとおり、人に話を聞いてもらうには先ず大きくはっきりと(驚かさない程度に)声をかけて、明るい笑顔で話すことが大事です。
今は新入生勧誘の季節です。
新入部員の獲得は部活動の上で最も大切なことです。
天理大学の体育系の多くのクラブは、それぞれのスポーツ種目で高校まで活躍していた者が大学でも同じ種目に入部しますが、合気道の場合、高校生で活躍していた者は非常に少なく、10年前からアスリート推薦の入部者がいますが、毎年該当者がいるわけではなく、合気道未経験者に入部してもらわなくてはやっていけません。
緊張感も感動もない青春時代にならないように！ | 天理合気道 (ameblo.jp)
７年前の記事です
感激と感動の学生時代にしてください
自分を鍛えて強くしてくれたクラブに対して恩返しをする意味で、現役部員に取り組んでもらいたいことは、自分がしてもらったように後輩に愛情を持って指導することはもちろん大切ですが、その前に合気道部に入ってもらえるように勧誘という行為があり、結果的に入部に至らなかったとしても、できるだけ多くの新入生に声をかけて、合気道と合気道部の素晴らしさを話してもらいたいと思います。
関西や全日本大会で優秀な成績を収めて「天理」の名を高めることに貢献してくれることは嬉しいですが、それは自分のためという部分が大きいです。
知らない人に声をかけたり、人に話するのが苦手だという部員もいると思いますが、人に「何か」(ここでは合気道とか部活)の良さを伝えようとして話をすることは、初めは上手く話せなくても、回数を重ねるほど上手くなっていきます。
たとえ口下手でも一生懸命話せば、相手に熱意が伝わり、何か良いなぁ～と感じさせることができます。
人に魅力を伝える力は、人間社会で生きていく上で必要なことであり、卒業後にサラリーマン、自営業、教師、公務員等々どんな仕事に就くにしても必ず役に立ちます。
武道の技術と同じで磨けば磨くほど、切れ味鋭く光輝きます。
現役部員の皆さんは、できるだけ多くの人に精一杯合気道の魅力を伝えることで、自分の魅力も倍増できることを信じて、楽しみながら勧誘に励んでもらいたいです。
４年前の勧誘チラシコロナ禍で難しいことはわかりますが、せめて楽しそうな（魅力的な）チラシを作って勧誘してください