I
きっかけは暇つぶし、ただの思いつきだった誰かの為になりたくて、自分の為に手を差し出したそんな僕の手を握り返した君はとても弱々しくていつも僕を頼ってくれた、隣にいたそんな君に、少しずつ・・・気づいたら君は、僕の中心にいたいつでも、どこでも、何度でも、君を想った君の本心に気づいても、今更忘れることなんてできない嘘でもいいからまた 手を握り返してきっかけは何気ない会話で 君の心の中が見えた君は僕の中心で 僕は君の中心じゃない君の為になりたくて、君の為に手を差し出したいつも君に頼りにされたかった、隣にいたかったそんな僕は、少しずつ・・・あの時から、僕の中心でいた君が、雪が、涙が、僕に振り積もった僕の本心に気づいても、今更何もかも遅くて嘘じゃないから 手を握りたい頬には涙が流れ 次の季節へと変わるでしょう最後くらい、あの時の様に手を握って「 」