「こんにちは。愛華です。
先日は送って頂いてありがとうございました。
本当に助かりました。一言お礼が言いたくて電話は気が引けるので友人にアドレス聞いてメールさせていただきました。では、失礼します。」
はい、送信ぴっ。
皆何心配してるんだか。。。軽そうな男の人だから興味ないわ。
考えるのは元彼のことばかり。
好きだったのに別れて後引きずっていた。
元彼のタカさんも既婚者だった。
結婚してるとは知らずに付き合って、男友達に聞いて知った。
問い詰めると「いつか言おうと思ってた」そう言いながら泣きそうな顔してたっけ。
遊びじゃないのは分かってた。私も惹かれて好きになって、色んなことを話した。
「やっぱり既婚者だから不倫はダメだよ。」って言うと
『フリーになれば付き合える?』そう言って、離婚届を持ってきた。
後はサインするだけなんだって。。。
自分がこの人の人生こんなに変えて良いのか迷った。
この人は今の状況を抜け出したいだけで私じゃなくても良いんじゃないかな?
その時は分からなくて、どうにか奥さんとヨリを戻してほしくて会いたいけれど我慢して「奥さんとデートしてまずは会話を作ろう?」
「土日は家族サービスディだから会わないよ。」「会うなら奥さんとこの日にデートして喜ばせて上げれたら会いましょう?」
そんなことばかり言ってた。
会いたいけれど、会えなくて悲しかった。寂しかった。
『少しずつ会話もあり笑いも出るような家庭になった。』
聞きだす私に言いづらそうに言う彼。嬉しいけど悲しい。
何してるんだろー私。
でも、彼が幸せになってくれるだろうと思うと嬉しかった。
そんな時、姉の結婚と就職の話が出た。
相手方は興信所で調べるような家。。。
妹の不倫なんてばれたら元も子もない。
就職も身元調査あるから響いちゃうなー。
考えて、別れると言う結論しか頭に浮かばなかった。
「もう、元気そうだし、私の役目も終わったから別れましょう。
今まで有難う。」
『本当に良いのか?別れるのか?』
「うん、いいの。離婚されても私は結婚できるか分からないし、好きで結婚したんだもの。二人に幸せになってほしいもの。」
彼が強く手を握って言った。
『ありがとう。・・・本当に有難う。』
左手の握手は別れの握手だからといつも右側に立っていた彼。
強く握った手は左手だった。
泣きそうな切なげな表情の彼を抱きしめてあげたくなった。
ダメダメ!
「ありがとう、さようなら。」
笑顔で車を降りて、泣きそうになった。
それから、数ヵ月後に好きな人が出来たけど引きずってた。
再会して気持ちも昂ぶって。
ずっと、ずっと会いたかった。
会って話したい。