『二十歳と一匹』の感想 | Aika's World

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菅田将暉くんのファンブログです。

遅くなりましたけど、菅田将暉主演のNHK阪神・淡路大震災20年ドラマ『二十歳と一匹』を見ました。

災難を主題としたドラマですので過去の事故や亡くした家族への思い出ばかりの重いドラマではないかと思ったら、藤原理人という普通な青年が人生の目標を見つけて生きて行く前向きのドラマでした。



しかし、最初は祖父母の下で育てた理人は過去の事故のせいで過保護されてるような気がしました。

理人の口癖、
「うっそ~ん」
可愛すぎますね~~~~♥




阪神・淡路大震災で両親を亡くしていて祖父母と一緒に暮しながら「母上、父上」と呼ぶ理人は公園で救助犬キューちゃんに出会ってから人生が変わります。




理人が自分で救助犬ハンドラーになると決めた訳じゃなくて救助犬キューちゃんに選ばれたんですね。

キューちゃんに連れて行かれる所は運命の救助犬訓練所。



優しく教えてあげるワンキャハハ


理人を救助犬ハンドラーに導いたのは人じゃなくて救助犬キューちゃんだったんですね。

でも、祖父母の反対にぶつかってハンドラーを辞めることにして辞職願を出すために事務所に行ったら、あいにくみんな出動してしまってキューちゃんと遊んでる途中に足場が崩しす事故を会います。



キューちゃんのおかげで助けられた理人は20年前の事故当時も子犬に助けられたとことを父上から聞いて、真面目に救助犬ハンドラーになると決心して真面目に働くようになります。



キューちゃんも理人の決心に気づいたんでしょうか理人の命令をよく従ってくれますね。
このキューちゃんこそ理人の人生を導いていく、最高のハンドラーですね。

いよいよ理人も現場に出動しましたけどキューちゃんのサインを見逃してしまう大きな失敗をしてしまいました。
私的に、まだ新前ですので初めての現場出動で失敗するのは当たり前だと思いましたけど、この一瞬の失敗で人の命を落とせると気づいた理人は挫折します。




理人はちょっと甘い気がしますね。
でも、両親を事故で亡くした理人の立場ではまた大きなトラウマになるのは当然でしょう。
でも父上は理人の二十歳の誕生日プレゼントとして新しい安全靴を作って理人を励ましてくれました。
今まで理人が履いていた古い靴は理人の父が二十歳になった日お祖父さんが直接作ってくれた貴重な靴だったんですね。





いつか将暉くんがインタビューで言ったように一瞬、名ハンドラーに見えるシーンもありました。

救助犬訓練所に孫を連れてよく遊びに来るお爺ちゃんが失踪してお爺ちゃんを探すためにもう一度キューちゃんとパートナーになって探索を始めるようになります。

この探索する過程でキューちゃんに命令する理人はベテランハンドラーに見えました。

今回はキューちゃんの小さな行動さえ見逃しないように気をつけて探索を続けている中、いきなり大声で吠えるキューちゃん。
キューちゃんのサインに気づいた理人が走りかけてみるとキューちゃんの足元にお爺ちゃんが倒れていました。

二十歳と一匹、
理人とキューちゃんの素敵なチームワークでお爺ちゃんは無事に助かる瞬間、感動して涙が出ました。
よかった、本当によかったと。
ドラマだから当たり前に発見するだろうと淡々と見ている間に思わずに緊張したみたいです。

サラちゃんも理人を見直したらしいですね。


相変わらずキューちゃんに負けている理人。
キューちゃんは理人のハンドラー?


災難ドラマなのにハッピーエンドというか普通な人も過去の事故を乗り越えて夢を目ざしていけると前向きのイメージでしてよかったですね。
将暉くん、いい作品をありがとうございます。