すっかり世の中の雰囲気がかわってしまいました。
今までの常識がなくなり、新たな常識が生まれました。
言葉にできない寂しさを感じます。
それでも前を向いて、出きるこを取り組むのが人の常のようです。

一昨日、側彎症術後一年半検診にいってきました。
診察では問題ないとのこと、金属のずれの心配もなく、次回は二年後検診です。

体調の変化です。
術後一年の時点では、医師からは全く行動制限は指示されませんでしたし、何でもしていいよ、ということでした。
しかし頚の痛み、肩こり、慢性頭痛始め、足元の動作が難しいし、とても疲れやすく、いつでも寝ておきたい、という状態はまだ続いていました。
実際には仕事や家庭のことはほぼ術前のペースにはもどしていましたが、痛み止をのみながら、時間についていく、という感じでした。
また何かの動作がきっかけなのでしょうが、頚椎症や腰椎症のような、強い片側背部痛や上肢の痺れ、左足の痺れなどが次々出現し、ひとつの症状が薄れてくるまでに長いときは3ヶ月ほどかかることもありました。
回復において背骨の筋骨格系にかかわる色んな部位での痛みに山や谷がどんどん続く、という感じです。
例えば去年11月頃からは左腰部が動く度に激痛で左下肢の痺れも増強し、2ヶ月たっても痛みが薄れず、他の病気なども考えて病院受診をしたほどです。
でも結局は痛みの他の原因はなく、3ヶ月ほどたってうっすら治っていく。
そしてまた何かのきっかけに次は別の強い痛みが、、という繰り返しでした。
素直な気持ちでは、術後一年もたてばかなり楽になるかと楽観的に考えて術後期間しのいでいたので『一年たってもこんなもの、、辛い、』という気持ちでした。
しかし、ここ数ヶ月、あまりそのような山が来ていないな、とふと気がつきました。
頭痛肩こりがありますので、やっぱり寝転んでおきたいのですが、この山がないだけでも、普段の動きのストレスが幾分楽になります。
術後1年たっても、まだ回復途上なのだという安堵と、術後2年でもっと楽になればいいなという期待をもちます。

最近勝手に勇気をいただいたこととして、先日仕事でかかわった22際の女性が同じ手術の術後の方でした。中学二年生に手術をした彼女は、明るく初々しく、健全にしかみえない可愛い女性でした。『私も一昨年、側彎症で頚下から腰まで手術しました』という僅かな会話のやり取りでしたが、多くを共有できたような嬉しさで、心が満足しました☆

このブログで同じ手術をされた方のブログは毎度よみ励まされ元気をいただきます!私も頑張ろうと。とくに、同じ時期に手術をした方とは、一緒に回復期を共有できるようで、気持ちの支えです。

いつ何が起こるかわからない、を今まで以上に身をもって感じるこの頃、何事も一期一会と大切にして、儚さにも慈しみをもち、心を強くできるだけ楽しんで過ごしていきたい、そのようにおもいます。

最後まで読んでくださりありがとうございました!