こないだの舞台が終わり、また次がはじまった。
余裕なんてないの忘れてた!
余裕ぶりたくなる。
ぼくは、舞台をはじめてまだまもない。本当に、まもない。
初めての舞台は、佐野史郎さんを初めとした、20年前に一世を風靡した状況劇場出身の方々とだった。

あの時も、ぼくは大役を任されながらも、そのチャンスをものにできなかった。

それから今までずっとそうだ。
一つ一つの舞台に対する熱意が、低すぎる。
数だけこなせば良いじゃないかとか、思っている節もある。

今のままではきっと、下手くそなのにやたら見かける役者という、
なんとも恥ずかしいものになってしまう。


芝居の勘違いとか、そういうことの以前に、
とにかくそこである。


今携わっている舞台も、明後日に初日を迎えるのだが、熱意がない。
とんでもない大スター達とやらせてもらっているのに。


下手くそなくせに、何やら随分と芝居が出来る気分でいた。

自分のことばかりで悩んでいたし、ぼくには責任を放棄する癖もある。


あー
このことにもっと早く気づきたかった。
一度では、分かれない。
いつも気をつけて、自分はそういう人間だと意識して、注意していかなきゃダメだ。