今日は飛鳥観光協会のボランティアガイドの研修会。
ご要望により、石神遺跡と小墾田宮の関係について、最近の成果を踏まえて解説。
しかし、『石神遺跡発掘調査報告書1』が刊行され、時期区分などの変更があったので、私の考えも、若干修整が必要となる。
今日の話も前半は、これまでの小墾田宮=石神遺跡東方の話。その後に最近の調査や報告書の内容について解説し、それを踏まえて微修整。
変更箇所は1期以前が飛鳥時代以前になったことから、東方に「小墾田家」。
1-1期は石神遺跡が「小墾田宮」で、東方が「馬子公邸」。1-2期は全体が「小墾田宮」。
2-1期は斉明朝の饗宴施設。2-2期は天智~壬申の乱の「小墾田兵庫」。
3期は天武からで藤原宮期の官衙。

