石材加工技術…の巻先日、お江戸で見つけた本。興味のある硬質系石材加工技術の本。しかも飛鳥時代なので、ドンピシャ。メインは矢割技法が飛鳥時代にあったのか?というテーマ。飛鳥時代にはまだなかったと考えられているが、著者はあったとみる。しかし、状況証拠だけで、物証がない。著者が物証とするのは、やはりテコ穴か、後世の矢穴。ただし、私も矢割技法はあったと思うが、本当に物証はないのだろうか?もう一度、石造物や金属遺物の見直しが必要だなぁ。