本日より、奈良大学博物館で『朝来経塚群 祈りの考古学』展を開催。


水野先生が今から40年前に、和歌山県上富田町で行った発掘調査。当時は、和歌山県最古級の前方後円墳、中世墓、一字一石経塚と考えられていたが、再整理の報告書を作成するなかで、前方後円墳は経塚の台状加工、中世墓は経塚の石室と理解するべきではないかと、考え方が変化してきた。

先生の考え方とは、違う見解を示したが、果たして如何に?

先生は笑って許してくれるかなぁ。


そんなことを考えていると、展覧会の開館日(本日)は、先生のご命日で、丁度10年目。

これも何かの縁か!


是非、奈良大学博物館で展覧会をご覧ください!

なお、『朝来経塚群発掘調査報告書』は奈文研の報告者総覧からダウンロードできます。