久しぶりに近つ飛鳥博物館へ。今、「ヤマト王権とその拠点」展が開催されている。
これに合わせた講演会があったので、聴きに行った。お題は、森本氏の「政治拠点の構造と王権の経済戦略」。この4月から、博物館からセンターへ戻ったらしい。
今日の講演会は、三ツ寺遺跡を地方モデルとして、葛城の南郷遺跡群を畿内豪族モデル、さらに大王モデルを提示するもの。さらには、5世紀の歴史的展開まで及ぶもので、興味深い内容であった。
最近は、飛鳥以前にも興味があり、7世紀から遡って、王宮を考えていたが、今回のような視点もありかと思う。まぁ、私の場合、政治拠点を探求で、経済拠点などの検討まではできていない。おそらく遡り研究では、政治拠点の検討で終わってしまうのであろう。
と、いうことで、今後はさらに幅広い検討が必要であろう。