先日の江戸詣での時の愛読書だったのが、表題の図書。
幕末や明治維新の本は数多くあるが、この本は、文献と史料を駆使して、江戸から東京への変化を、都市の観点から具体的に示したもの。例えば、当初の皇居の場所や変遷、郭内外の開発状況など。
江戸から帝都東京に、如何に変化したか。
私の専門である都市空間の構造や変遷を、明治維新の東京で解明した興味深い図書である。時代は異なるか、ピンポイント!である。
松山恵著 『都市空間の明治維新-江戸から東京への大転換-』 ちくま新書 2019.1刊行

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