奈良女子大学のCOEの成果の集大成である。このプログラムを推進してきた古代学学術研究センターは、これまでもシンポなど、日本都城制にかかわるテーマを行ってきた。ここの研究代表である舘野氏の退官がちかいこともあり、記念論集となっている。多くの論考の中には興味深い論文もみられ、おもしろい。大部でお高い本であるが、必見であった。

・舘野和己編 『日本古代のみやこを探る』 勉誠出版 2015年6月刊行 

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