奈良文化財研究所の60周年講演会が本になった。残念ながら講演会には行っていないが、講演異様が本になると、うれしい。奈良文化財研究所のこのての本は2冊目だが、3冊目も楽しみである。
奈良文化財研究所編 『遺跡をさぐり、しらべ、いかす-奈文研60年の軌跡と展望-』 クバプロ 2013.9刊行
・はじめに(松村恵司)
・発掘が塗りかえる古代史-都城の発掘調査60年-(渡辺丈彦)
・古社寺の古文書が語りだす歴史-南都の古文書調査から-(吉川聡)
・掘らずに土の中をみる-遺跡探査の応用と成果-(金田明大)
・文化遺産を守り伝える科学技術-伝統の技と科学の力-(高妻洋成)
・遺跡を現在に活かし、未来に伝える-平城宮跡の保存と整備-(平澤毅)
・海外の遺跡をまもる-国際協力としての文化遺産の保護-(石村智)
・写真で見る奈文研の60年史-奈文研60年の軌跡と展望-
それはさておき、某現場は非常におもしろそうである。迫力満点ではあるが、少しマニアックなところがおもしろくて、謎である。旬の話題はこれでいこう。さて、現地説明会にも参加しなければ……。