新聞に載っていました。飛鳥寺西の石敷広場。
全面が石敷・バラス敷である。しかし、何度掘ってもこんな感じである。掘立柱遺構などがないと、どうもイメージしずらい。もっとも掘立柱建物などがあると、広場にならないのだが……。
この場所は、飛鳥で最も重要な場所かもしれない。
中大兄皇子と中臣鎌足の出会いの場であり、槻樹の下で天皇に対して忠誠を誓い、蝦夷らを饗宴し、壬申の乱時に軍の駐屯地になるなど、歴史のエポックに必ず現れる場所である。ここから様々な歴史が動き出したのは間違いない。
そんな現場の見学会が土曜日にあるのだが、どうも天気が悪そうである(雨男ではない)。私は所用のため、午後からの参加となるが、きっと雨はあがっているにちがいない、はず……。
しかし、このハードな状況で宿題をかけるだろうか?これから我が社だけでなく、某市の○○遺跡や某市の○○○など、新聞を賑わす発表が続きそうだ。きっと、そのうちひとつは書かなければいけないのだろう?