さて、年末恒例、今年のお仕事第二弾(執筆編)である。
今年はあまり論文を書いていない。決して、書いていないわけではないが、刊行されたものが少ない。また、紀要を書かなかったこともある。毎回書くのもいかがなものかとも思ったのである。
報告書は、小規模現場しか行かなかったので、しかたあるまい。ゆっくり現場だけに専念できればよいのだが、そういう環境でもない。その分、某所のメルマには、いろいろと書かせて頂いた。最新成果にあわせて、その紹介と、そこから思う個人的な見解を書いている。少し離れた立場ならではである。これは継続しよう。そして、飛鳥時代史は、推古朝を終え、舒明朝に突入した。まだまだ先は長いぞ。
という具合だが、来年はどれだけ書けるだろうか……。
(論文)
・「律令期陵墓の兆域」『条里制・古代都市研究 第27号』
(報告書)
・『明日香村遺跡調査概報 平成22年度』(共著)
(図録)
・『飛鳥の考古学2011』(共著)
(その他)
・『なるほど藤原京100のなぞ』(共著)
・「高松塚古墳 発掘40年の歴史」『明日香 明日香村文化協会会誌 第34号』
・「鼎談 飛鳥の歴史的風土と文化的景観」『文化的景観研究集会(第4回)報告書』
・「飛鳥・藤原の考古学 推古朝のふたつの王宮7~10」(飛鳥訪歩マガジン)
・「飛鳥・藤原の考古学 舒明朝の王宮と寺院1~3」(飛鳥訪歩マガジン)
・「飛鳥・藤原の考古学 飛鳥宮北方官衙域の建設」(飛鳥訪歩マガジン)
・「飛鳥・藤原の考古学 飛鳥時代の画期を跨ぐ遺跡」(飛鳥訪歩マガジン)
・「飛鳥・藤原の考古学 礎石建物が物語る新たな官衙像」(飛鳥訪歩マガジン)
・「飛鳥・藤原の考古学 木屑から読み解く藤原宮の造営」(飛鳥訪歩マガジン)
・「飛鳥・藤原の考古学 飛鳥の宮廷苑池の構造」(飛鳥訪歩マガジン)
・「飛鳥・藤原の考古学 封印される埋葬空間」(飛鳥訪歩マガジン)