先日、近つ飛鳥博物館で開催されている「歴史発掘おおさか2011」を見た。その時は図録もいただき、ありがとうございました。
 最近はどこの市町村や都道府県でも、1年間の発掘成果の速報展をしている。我が社でも「飛鳥の考古学」をしているし、県でも「大和を掘る」を毎年開催している。このような展覧会は、その地域の最近の成果を知るのに良いのだが、ひとつ困ったことは、都道府県レベルのものと市町村レベルのものとで、出品遺跡がだぶることである。わが社の場合、県の展覧会が夏に開催されるので、時期をずらして冬に開催している。よって、「大和を掘る」で出品されたものが、「飛鳥の考古学」にも出品される場合が多い。展覧会では、やはり目玉が必要だとおもうのだが……。これを克服する手段を見つけ出せるかが、運命を握っている。と思う、今日この頃である……。
 
・大阪府立近つ飛鳥博物館 平成23年度冬季特別展
 「歴史発掘おおさか2011 大阪府発掘調査最新情報」
 会期:平成24年1月21日~3月25日
 
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