本屋さんで、とある写真集を見つけた。入江泰吉先生の昭和20~30年代の奈良の写真である。これを見ていると、近鉄奈良駅周辺もまだ地上駅の頃で、奈良町もこんな感じだったのかとみいってしまう。建物も平屋が多く、ひわだぶきの建物も多い。我が家の近所の写真もある。そして、飛鳥の風景も、亀石は水田のなかにあり、石舞台の上には子供達が登っている。なんか、こんな写真はいいよなぁ~。
・入江泰吉記念奈良市写真美術館編 『入江泰吉の原風景 昭和の奈良大和路-昭和20~30年代- 』
2011.8刊行 光村推古書院


