冬の風物詩ともなってきた『飛鳥の考古学2010』がもうすぐはじまる。今回は平成21年度の調査から、甘樫丘東麓遺跡・飛鳥京跡・飛鳥寺西方遺跡・古宮遺跡・檜隈寺周辺・檜隈寺隣接地・檜前遺跡群・阿部山遺跡群、そして高取町内の薩摩遺跡を紹介している。
 今回で5回目となり、定着した感じである。そもそも本企画の言いだしっぺは私であるが、飛鳥の速報展を国県村が共同で行うことを目的としていた。このような経緯もあり、巻頭の概説(総説)は私が毎回書くことになってしまった。これまでに初期の目的は達成したとおもうが、5年もたつので、次回はさらに何かを加えていきたい。みなさんからのご意見もお待ちしています。よろしく。
 
『飛鳥の考古学2010』
・期間 平成23年1月28日~平成23年2月27日
・会場 飛鳥資料館
 
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