久しぶりに大学に行った。売店など、何年ぶりかに入ったが、綺麗になっておしゃれになっている。そして今日はオープンキャンパスでたくさんの人々が来られている。
そんな中、「平城京の住宅事情」という講演会があった。皇族の邸宅や貴族の邸宅、庶民の宅地などのテーマで話がされている。従来は、考古学研究室の交流総会であったものを拡大して一般の方々にも聞いてもらえるようにしたものである。だから講師先生はいずれもここの卒業生で、全国の文化財行政職員の2割に達するという(わが社では50%だが)。話はどれもおもしろく、さすが話術も磨かれていた。「今回の話で考古学に興味を持った高校生は、ぜひ奈良大学に入学を。より考古学研究を深めたい大学生は、奈良大学大学院へ。おもしろいと思った年配の方は、通信教育部へ」など、オープンキャンパスならではのネタもちりばめながら……。
このような講演会は来年以降もネタを替え、継続されるらしい。何せ時代・地域・数は全国網羅されているので、ネタが尽きることはない。