4年ぶりに若狭路へ車を走らした。前回は、とある研究会の視察で訪れたのだが、今回は個人的な旅である。さすがにゴールデンウィーク。ところどころで渋滞に巻き込まれたものの、なんとかたどりついた。橿原から京奈和と下の道を通り、再び、京奈和で田辺西まで。ここで第二京阪に乗り換え、上鳥羽まで北上。鴨川東からはトンネルで山科まで、京都東からは湖西道路で、琵琶湖を右に見ながら再び北上。近江今津からは若狭街道へと走らせた。
まず、着いたのは熊川宿である。伝統的建造物群保存地区にも指定されている地域である。前回に行ったときに、いろいろとお話を聞かせていただいたが、町の人々が町を守ろうとていることがよくわかる。ただし、観光客は多く来ているが、なかなか収入には繋がっていない。今後の課題だろう。

次に若狭町歴史文化館は、今回はじめて訪れた。前回はまだ開館前であったが、昨年オープンしたのである。上中古墳群をはじめとする、若狭の古墳の展示をしていた。若狭町は合併で広くなり、縄文の博物館もあるので、地域色とあわせて、テーマ別に展示をしたのだろう。展示室は1部屋しかなく、こじんまりとしているが、解説もわかりやすく書いてあり、手作り感がよく出ている。残念ながら連休中なので、学芸員の某氏は居られなかったが、学芸部屋に少しだけご挨拶。
その後、少し遅い昼食へ、ガイドブックにも載っている、うなぎ料理の「徳右エ門」へ。行ってから気づいたのだが、前回もここのうなぎを食していたのであった。そこで、竹うな重を注文。


三方五湖の周遊道路をドライブしながら、途中山頂にある展望台へ。ここに登るのにはケーブルカーとリフトがあるのだが、これがなかなか怖い。足下の地上からの高さは、さほどでもないのだが、なんといっても、急勾配である。ただし、ここから見渡せる風景は絶景ではあるが、標高が高い。天気も良かったので、遠くまでよくみわたせた。




その後、北陸道・名神・京滋・京奈和を経由して、帰路についたのである。