映画「2012」をみた。古代マヤにおける終末の日の到来である。あまり内容の話をすると、おもしろくなくなるので言わないが、予告のCMなどを見て、観に行こうと決めた。この手の映画は、映像的な迫力は予告編でも強調されるが、結末をどう描くかで映画の善し悪しが決まる。今回の映画は、インデペンデンス・デイやゴジラ、デイ・アフター・トゥモローを作っている監督である。映像的には、これまでの映画を上回る迫力とリアリティがあり、すばらしい。ストーリー的には、この手の映画は、命をかけて地球を救おうとするヒーローが出てくるものだが、今回は真っ正面から、どう終末に向かいあうかを問うストーリーになっている。よって結末も満足のできるものであった。2時間38分と少し長いが、時間を感じさせないテンポもある。みなさんも、ご覧あれ。