今年に入って校正のオンパレードである。研究紀要は奥飛鳥に関する研究だった。原稿自体は1月に出来ていたが、みんなで作ると、なかなか原稿の集まりが悪く、時間がかかる。概報は担当分が少なかったので、他は編集者にお任せ。図録は考古学の内容ではないので、専門外の図録は大変であった。昔作った図録の英語版は、英訳はお願いしたが、最終的にはこちらでチェックしないといけない。そこで乏しい英語の知識で格闘した。講演録は昨年話した内容の書き下ろし。5月末には出来そうだ。研究会報告は明日香の文化財保存がテーマとなっている。某館の案内書は、3月末から突貫工事で作成してきたが、諸般の事情により刊行がすこし延期。よって校正もじっくりできるようになった。
 校正がこうも重なると、大変である。ひとつひとつに、あまり時間をかけていられない。次から次へと、こなしていかないと間に合わない。刊行のひとつの山場は、やはり3月末である。昨今は締め切りがきびしく。3月末には刊行・納品されていないといけない。もうひとつの山場は5月末である。考古学協会総会にあわせている。講演禄と研究会報告は、一般書籍なのでここにあわせている。ようやく校正も終わったので、あとは刊行を待つだけだ。