富山県砺波市の厄払い鯉の放流神事を見直し、動物虐待行為を止めるよう求めます

 

 

令和6年1月7日(日)鯉へ飲酒させるまつりごとが開催されました。

 

この度能登半島を中心とする地震により被災された皆様に

心よりお見舞い申し上げます。

 

基本的に観賞魚である鯉に対する飲酒行為に強く反対します。

わざわざ正装した男性が生体を両手でつかみ、

女性は時に笑いながら一升瓶を鯉の口に押し込み、

エラからしたたるほどドボドボとアルコールを流し込むことも

あります。

そして地元メディアは恒例行事として記事にします。

この富山県砺波市で行われる「厄払い鯉の放流」神事の光景に

ギョッとした人も多いことでしょう。

 

この神事は地元民である庄川峡観光協同組合が行っています。

しかし、すでに現代社会では動植物への配慮と共存が

求められており、古い迷信やおまじないに基づくいけにえなど

到底許されない社会に変わっています。

金屋神明宮の新宮司様もその問題意識を

持っていただけないでしょうか。

 

風光明媚な庄川渓谷の人の厄を魚に託す風習は、

今からでも現代的な方法で検討する姿勢が求められます。

庄川峡観光協同組合様は砺波市全体の魅力アップのためにも

こちらの神事のあり方を見直してください。

 

なぜなら、こちらの共同組合は庄川町の水記念公園の

指定管理者であり、近隣の観光地に対して大小影響があるからです。

奇祭にしては度が過ぎるのではないかという声が

大きくなるにつれ、市全体の経済活動にマイナスの影響が出てしまう

可能性があります。

また、恋鯉の宮、道の駅、美術館がある庄川町は

奇祭にこだわらなくても、持続可能な観光施設を築いています。

鯉に酒を注かずとも氏子や子供は幸せになれることでしょう。

 

以上のことからこの神事の見直しを求めるためにご署名をお願いいたします!

転載以上